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【青×赤】 負傷
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「つ、ぅ…」
あるにあは、医務室のベッドに横たわっていた。
ポーションを作る刑務作業であるにあだけ他の作業をしていたところに、ナイフ派の囚人がスプラッシュ負傷のポーションをあるにあに投げつけ、あるにあは大怪我を負い、医務室へと送られた。
ルトカーに早急に治療してもらい、1晩寝ると大分良くなったが、まだ少し所々が痛む。
そこに、看守長のジャンクがあるにあの寝ているベッドに近づく。
それに気づいたあるにあは、首だけを持ち上げた。
「あるにあ、大丈夫か?」
治療してもらった、とは言っても包帯は身体中に巻かれ、ミイラのようになっていた。
「…いや、これが大丈夫に見える?」
あるにあは苦笑いで自分を指さした。
ジャンクは仕切りの向こうにある椅子を引き摺り、あるにあの寝ているベッドの横に持ってくるとため息をつきながら座った。
「あんまり、違う派閥の奴らに喧嘩売るなよ」
「違うって。あっちが勝手にポーション投げてきたんです」
看守長は囚人間で派閥があるのを知っていて何故かそれを取り壊そうとしない。
どうやらめんどくさいと思っているらしい。
「あー、そうか。…ところで熱とかは?」
あるにあの主張を軽く流して、熱の有無を伺う。
「ん、いや。多分ないと思うけど」
あるにあはそこで、そういえば薬を塗る時間だと思い出した。
「すみません、看守長」
「ん?どうした、どこか痛むか?」
最近妙に俺に優しくしてくれる看守長は、少し微笑みながら俺の前髪をかきあげた。
「えっ…と、薬を塗りたいので、ルトカーに言って薬を持ってきてもらえませんか?」
申し訳なさそうにあるにあがジャンクを見上げると、ジャンクは立ち上がり、あるにあに目も合わせずにわかった、とだけ返事をし、ルトカーと薬品庫に向かっていった。
ジャンクが立ち去った後、あるにあは謎の顔の熱さにため息をついた。
暫く待っていると、ジャンクは薬と包帯を籠に入れ、小走りで戻ってきた。
「包帯も必要だろ?」
あるにあはジャンクに包帯も必要なのを言い忘れたことに気づき、申し訳なさそうにあ、はい、と返事をした。
「ありがとうございます」
お礼を言い、籠から薬を取ろうとすると、ジャンクは籠をあるにあが取れない位置まで遠ざけた。
「…俺が塗る。から、大人しく寝てろ」
「え、ちょ、自分で塗れるからいいって…!」
どうにかとろうと藻掻くも、薬は手の内に入らない。
やがてあるにあは諦め、ベッドに倒れ込んだ。
するとそれを合図にするかのように、ジャンクはあるにあの服を捲り、包帯に手をかけた。
包帯を全て剥がすと、あるにあの華奢な白い肌が露わになった。
所々に赤い生々しい傷があるものの、ジャンクにはそれすらも美しく見えた。
その視線に気づいたあるにあは、
「ん、看守長…どうしたの?」
そこで失いかけた理性を取り戻し、早々と薬を手に取り、傷の箇所に塗りつけた。
「ん、っ」
くすぐったいのか、あるにあは声を漏らした。
ジャンクは生唾を飲み込み、その感触を味わうようにゆっくり塗っていった。
「う、看守長、まだ塗り終わらないの…?」
指が触れる度に身体を捩らせ、声を漏らしていたあるにあは少し声を上ずらせて言った。
ジャンクは、自分の理性のボタンが外されているのに気づきつつ、もう止められないことを悟った。
気づけばジャンクはあるにあの服を胸の位置まで捲りあげていた。
「看守…長…?」
ジャンクは膨らみを持たないあるにあの胸にそっと触れた。
少し前まで寒い冬の風に当たっていたからかジャンクの手は悴んでいる。
「ん、ひゃ…っ、看守長、どこ触って…っ」
ジャンクの指の冷たさに声を抑えきれずにいるあるにあに、ジャンクは口の前で人差し指を立てた。
すると、ジャンクは色白の肌に彩りを持たせている2つの蕾に手をかけた。
触るともう既に少し硬さを持っており、指で転がすことができた。
「っ、!?かん、しゅ、手冷たいってば、ぁ…!」
あくまでまだ開発されていない2つの蕾は冷たさに反応を示すだけだった。
そりゃそうだよな、と納得しつつ、ジャンクはあるにあの下腹部へとそっと手を伸ばす。
ズボンの中へと手を忍ばせ、中をまさぐる。
やがて、ズボンだけを下着が全て見えるくらいまでずり下げた。
何故かあるにあはそれを止めなかった。
「あるにあ…、すまん」
興奮からか額に汗が伝う。
ジャンクはもう既に形をもってきているあるにあ自身を取り出し、弱点を探す。
「ん、ん、っ…!」
正直、自分で触るより看守長に触ってもらったほうが何倍も気持ちいい、とあるにあは感じていた。
声が抑えきれない。ルトカーや他の医者にバレてしまう。バレてしまったら看守長はこの刑務所には居られないだろう。
「う、ぁ、かんしゅ、そこ、っ…ぁあ!」
裏筋のところをつつつ、と撫でられた時に、頭にぴりぴりと電流が走ったように感じた。
今まで自分でも聞いたことのない声が漏れる。
「ん、ここが弱いのか?」
「う、ちが、ちがう…っ」
目を見て言えなくて、つい腕で目を隠してしまう。
腰が抜けてしまいそうで、ガクガクと震える。
もう片方の手でシーツを掴む。
「はぁ、かんしゅ、まって…、声が、おさえられない…から」
「わかってるよ、あるにあ」
ようやく理解してくれた、と安堵の気持ちでいると、また裏筋を只管にさする上下運動が始まった。
「ん、んっ!あっ、あ、…や、ぁあっ…」
びくびくと身体が揺れ、ベッドが軋む。
あるにあにはもう声を抑える気力もなかった。
ジャンクは、それに栓をするようにあるにあに口づけした。
あるにあの先から溢れ出る先走りと、口内どころか脳髄まで響き渡る水音で、あるにあの脳内は真っ白になっていた。
「ん、………ふ、ぅっ…」
ジャンクの舌はあるにあの口内の歯列を駆け巡り、遂にはあるにあの舌に絡め始めた。
「ふ…ぁ、あ…、ん、む…っぅ…」
ジャンクの唾液とあるにあの唾液がくちゅ、といやらしい音を立てて絡まる。
やがて、ジャンクはあるにあの口から離れた。
あるにあは涙目で荒く息を吐いていた。
そして、切なそうにジャンクを見た。
「あるにあ、触るぞ…?」
そして、完全に勃ちあがったあるにあ自身を上下にさすった。
その手が裏筋を主にさすり始めると、あるにあは腰を浮かせて、目に涙をためた。
「んっ、うぁ、は、あっ…」
その様子を見ていたジャンクは、正直我慢の限界だった。
今まで脱獄を繰り返してきた彼らだが、脱獄を各刑務所で成功させると何故か安心した。
ずっと今まであるにあへの想いが蓄積されてきていた。
「っ、あるにあ…ずっと、好きだった…」
ぼそ、と気持ちを吐いた。
「へ、?」
もう少しで達しそうな時に告白されると、なにがなんだかわからず、思わず間抜けな声が出てしまった。
あるにあも、ジャンクのことを気になっていたのは確かで、でも男なんて興味ないんだろうなと勝手に思い込んでいたが、今のこの看守長の俺を襲うような行動、告白で確信に変わった。
とても嬉しかった。
「う、うん…俺も…」
語尾に近づくにつれ段々恥ずかしくなり、声が小さくなっていく。
「っえ、ええ、マジで…?」
ジャンクはまさか両想いだとは思っておらず、あるにあのまさかの返答に顔をほんのり紅く染めた。
「で、でも!この状況は、流石にヤバい、よね…?」
あるにあに関しては秘部を露出し、未だ先程の快感の余韻を味わうようにぴく、と動いていた。
ジャンクも、はち切れそうな勢いでズボンの上から主張を見せている。
「………えと、看守…」
あるにあはジャンク自身に視線をあてた。
先程から膨張しすぎて痛いのだろうか、前屈みになっていた。
「看守の、そこ…その、大丈夫ですか…?」
全然大丈夫じゃないが、あるにあに迷惑をかけたらいけないと思い、わざと大丈夫だと嘘をついた。
「ん?あ、ああ。あとで1人で抜くから」
「………なんか、俺だけ恥ずかしい姿になってるの嫌なんだけど」
そう言うと、あるにあはジャンクの膨張した部分に手を置いた。
「ん、ちょ、!俺こそ見つかったらヤバいんだからいいって…」
そこは硬く、あるにあは何故か心拍数が速くなるのを感じた。
早く達したい、あわよくば看守と一緒に。
「看守、おれ看守とイきたいから…っ、早く出して」
あるにあは顔を赤らめながらジャンクのズボンのチャックに手をかけ、されるがまま脱がされたズボンと下着からジャンク自身を取り出した。
「ぅ、でか…」
そう小声で言うと、看守長がなにかと聞いてきたので適当に流し、そっとジャンクのに触れた。
「…っ、」
あるにあは起き上がり、ベッドの上でジャンクと向かい合わせになった。
只管に自分でするようにジャンク自身を擦る。
「っは、ぁ…あるにあ、これ、バレる…っ」
吐息を孕んだ情欲を煽るような声で耳元で囁かれ、たまらなくて身体を震わせた。
看守長がちら、とルトカーのいる方を見ると、なにやらバタバタ忙しそうにしていた。
ほっと一息つくと、ジャンクはあるにあのモノに再び触れ、お互いがお互いのモノに触れ合う形になっていた。
「かん、しゅ…!俺もうっ…むり…!」
先程からずっと弱いところばかり責められ、情欲を掻き立てられていたあるにあは俯き、上下運動の度に身体を跳ねさせていた。
「んっ…あるにあ、イっていい、ぞ…」
また耳元で囁かれ、興奮はMAXになっていた。
「あ、ぁあ、でも、シーツ汚しちゃ、ぅ…っ」
するとジャンクは薬と包帯が入っているプラスチック製の籠をあるにあの前に持ってきた。
「っじゃあ、これに出せ…。俺が処理するから」
まるで奥にある精子を外に出すように主に裏筋に触れながら下から上へと扱く。
「は、あぁっ、あっ、かん、しゅ、かんしゅ…っ」
ジャンクの名を呼ぶと、あるにあは大きく身体をぶるるっ、と武者震いのように震わせ、肩の力を緩めた。
ほんのり青に着色された籠には白濁液がとろみをもって流れ落ちていった。
「たくさん、出たな」
ジャンクは静かにそう言い、何も無かったかのようにまだ勃ちあがっているモノを無理やりしまいこもうとしていた。
「ちょ、はぁ…看守、次は俺の番ですよ」
あるにあはしまわれかけているジャンク自身を手に取り扱いた。
「っあ、おい、…っ」
これじゃどっちが攻めなのかわからない。
ジャンクはらしくなくあるにあの肩に頭を乗せ、荒く息を吐いていた。
その息が耳にかかってこそばゆい。
「はぁ、あるにあ…んっ…」
「看守…、俺看守のこと気持ちよくできてます?」
と言いながら扱く手を速めていく。
「んん、っ…ああ、きもち、いいぞ…っ」
特に反論もせず、完全にあるにあのされるがままになっている看守長は何故か可愛く思えた。
「そろそろ?」
「ん、っん…先、さきっぽいじって、あるにあ…」
まさかのお強請りにあるにあは少しきゅんとしてしまった。
いつもの堅苦しい看守長とはうって変わっている。
お望み通り亀頭を掌で捏ねくり回した。
「う、ぁっ…そこやば、ぁ…っ」
看守長の身体が熱い。
時折激しく身体を揺らし、整った声で喘ぐ。
「ある、にあ、籠…っ」
もうそろそろ達しそうなのか自身の前に籠を設置した。
「あぁっ…、ふ、ぁあっ…!」
荒い息と共に籠の中に白濁液が放出された。
「はぁ…はぁ、っ…よくバレなかったな」
と言うと看守長はまだバタバタしているルトカーに目をやった。
「そうだね。でも、気持ちよかったから俺はいいや」
まだ包帯の巻かれていない傷だらけの身体をベッドに預ける。
「ほら、看守。包帯巻いて?」
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