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【緑×白】 通話
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「ん?ラムザさん?」
2人の家はそんな手軽に行ける距離ではないので、いつも通りスカイプで話しながらゲームをする。
いつの間にか時間は朝の5時を回っていた。
「寝落ちしちゃったかな」
30分くらい前からラムザさんの口数が減り始め、遂に今全く話さなくなってしまった。
タップマンとラムザはよく息の合わない凸凹コンビと知られているが、タップマンはそんなラムザが好きだった。
めんどくさいのでスカイプを切らずそのまま1人でゲームをする。
ラムザさんのいつもより少し荒い寝息が聞こえる。
少し心配になって声をかけてみる。
「ラムザさん?大丈夫?」
画面からはぁ、はぁと少し苦しそうに聞こえる。
なにか体調が悪くなって喋らなくなったのではと思った。
「体調とか悪いの?」
すると画面越しからんっ、と上擦った声が聞こえた。
「え?」
まるでラムザさんの声ではないようだった。
「ん、ぅ…っ」
今度はさっきより声がはっきり聞こえた。
「ちょ、ラムザさん?なにしてんの?」
返事がないので少し声を張ってみる。
「ラムザさん!ちょっと、なにしてんの?」
すると、画面からうわっ、といつもの声が聞こえた。
「な、なに、タップ」
「すっごい声聞こえるんだけど。さっきからなにしてんの?」
先程から何回言ったかわからないフレーズを半ば呆れて言う。
「…えっ、聞こえてた…?」
あからさまに慌てていて、なんだかかわいく思えた。
「うん。バリバリ。しかもすっごい声エロかったけど」
「は、うるせーよ…っ」
少し照れたように言う。顔が見えないのが悔しい。
「……ラムザさん、俺の事考えてナニしてたの?」
「お前それもうわざとやってるだろ!」
タップはふふ、と意地悪そうに笑った。
今ラムザさんはどんな顔をしているんだろう。
「俺のことはいいから、続けていいよ」
机にほおずえをつき、音声を聞くことに集中する。
「や、できるわけないだろ…」
「なんで?俺ラムザさんがシてるの聞きたいなぁ」
満面の笑みで画面に話しかける。
すると、ゴソゴソとなにかをしている音が聞こえる。
そして、それをデスクの上に置いた音がした。
「…誰にも、言わないって約束する?」
ラムザさんは観念したように吐息混じりにそう言った。
タップマンはもちろん誰にも言う気はないし、寧ろ独り占めできてラッキーくらいに思っていた。
多分、もし目の前にいたら意地でもしてくれなかっただろう。
「約束するよ」
録音機をそっと置き、録音のスイッチを音が鳴らないようにそっと押した。
すると、手では出せないような粘着質な音が響く。
ぬち、ぬちと等間隔になるその音は脳に直接響いた。
「ん、は、ぁっ…」
「ラムザさんそれなにでしこってんの?」
直球に聞くと、音を鳴らしたままラムザさんは答えた。
「はぁ、っ…そんなの、どうでもいいだろ…っ」
音に合わせてラムザさんの吐息が響いてくる。
通話越しでもいいな、とタップマンは心底思った。
「ダメ。教えて」
いつもいじられてばっかりのラムザさんだが、それに対してなにも文句を言わないし、やれと言われたことはしてしまうのがラムザさんである。
「ぅ、っ…お、おなほーるだよ、悪いか、よ…」
もはや淫語となっているそれを言うのはどうやら恥ずかしいらしく、語尾に近づくにつれ段々声が小さくなっていった。
「へー。ラムザさんそういうの使うんだね」
若干棒読みがちだが、そういう俗物を使うのは意外だと思った。
「っふ、あ、あぁ…っ」
「ラムザさんめっちゃ声かわいい」
心の中で思っていた言葉がつい口から漏れる。
するとラムザさんははっ!?と間抜けな声を出した。
それからお互いほぼ無言の時間が続いた。
「たっぷ、おれもうむ、りっ…」
そう言うラムザさんは声が震えていた。
そう宣言されてしまうと意地悪をしたくなってしまうのがタップマンである。
「あ、ダメだよラムザさん。俺がいいよって言うまでイっちゃダメ」
「はっ!?なんで…っ」
今にも苦しそうに声を出すラムザさんはすぐ達してしまいそうだったから、まだそのかわいい姿を見ていたくて制止した。
「何回も寸止めした方が出した時気持ちいいよ?」
そんなこと言ったって、とラムザさんが喘ぎ声混じりに言う。
ラムザさんはどうやら寸止めをしたことがないらしい。
それほど快感に耐性がないことがわかる。
「んっ…無理、どうやってやんの…?」
只管いじって、達しそうになったら動きを止めてそれを繰り返すだけと旨を説明した。
「そんなの、多分俺我慢できなくてすぐ出るよ」
「いいから、やってみて?」
すると挿入する音が微かに聞こえ、やがてラムザさんの喘ぎ声も聞こえてきた。
「あ、んっ…う、ぅ…っ」
すると突如、微かに鳴っていた音が止まる。
「ん、ぁ…っ」
寸止め1回目。
どうやら上手くいったようだ。
ただ、肝心のラムザさんは声を震わせ、今にも出してしまいたいという欲が丸出しだった。
「おおー。やればできるじゃん」
するとまた音が聞こえだした。
そしてそれを7、8回繰り返したころで、タップマンはちょっと待ってと声を出した。
「ラムザさん、今どんな感じ?答え方によってはイかせてあげるよ」
「ん、んんっ…はぁ、タップ…はやく、イかせてっ…」
タップマンの質問を無視し、懇願するラムザさんの呂律は上手く回っていなかった。
「ラムザさん、もう蕩けちゃってんね。顔見たい」
顔見せてくれたらイかせてあげる、と付け足すとラムザさんはなにやらガサゴソ漁っていた。
「わかったから付けるけど、酷い顔だから」
とタップマンの返事も聞かずにスカイプのビデオ通話のコマンドをクリックした。
画面には顔を真っ赤にしたラムザさんがカメラを見ていた。
少し涙目で、この顔で喘いでいたのかと思うと情欲を掻き立てられる。
「タップ…、もうイっていい…?」
かわいい顔の眉間に皺が寄せられる。
暑そうで、袖で額の汗を拭っていた。
「いいよ。イくときはこっち見てイってね」
と条件を付加するやいなや、デスクで隠れて見えないところで上下運動が行われているのが垣間見えた。
「あっ、あ、っ…たっぷ、ぅ、うっ…」
涙が大きい目から流れ落ちる。
少し笑顔でカメラの方に向き直る。
「は、あぁっ、い、くっ、あぁっ…!」
俗物はどうやら貫通型のようで、勢いよくデスクに白濁液が放出される。
身体を時折ぶるるっ、と震わせ、俯きがちに余韻に浸っていた。
「よくイけました。気持ちよかったでしょ?」
声も出ないのか首を上下に振る。
すると刺激しないようにラムザさん自身をすっぽり咥えている俗物をゆっくり抜いていた。
抜いたその穴からは出きらなかった精子がとろ、と流れ落ちる。
まだ若いとは言えど、すごい量だった。
「すっごい出たね。ラムザさんかわいかったよ」
ラグで音声が届くのが遅く、急に妙な緊張がタップマンを襲う。
普段からあまり女性との関わりがない上、しかも男にかわいいを言う機会が来るとは思っていなかった。
「ん…。……タップ、また、しよ」
「…そうだね。でも…次は直接会ってしよ、ね?」
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