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【黄×赤】 隠 Part2
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「あるにあ〜起きろ〜」
体を揺さぶられてやっとこさ起きる。
目を開けるとラムザの顔がベッドから覗いていた。
「ん…おはよ」
起き上がるとラムザから体調を心配され、やがて看守長のダイヤ装備が見える。
「自由時間〜」
いつの間にかローターを入れたことなんて忘れて房からラムザをいじりながら出る。
タップマンに挨拶し、アムムムムに目を向けたところで全てを思い出す。
「あっ…」
「おはよ~あるにあ」
そうだ、俺ケツにローター入れてたんだった。
ローターがあるってことはリモコンもあるということだ。
アムムムムの顔を見ると、にんまりと意地悪な顔で笑っていた。
「………」
気まずさと恥ずかしさから挨拶を無視し、そっぽを向いた。
そのまま早足で広場へ向かった。
いつどこでスイッチが入るかわからないため、全身に力を入れる。
「んであの通路が〜…」
あるにあ以外の3人が話している。
アムムムムはいつも通り、ぴょんぴょん広場を駆け回りながらラムザとタップマンと話している。
少しほっとしつつ、自分だけ会話に混ざらないのも不自然だと思い、歩み出す。
その瞬間
あるにあの身体に強い振動が伝わる。
「ひぃっ…!?」
思わずその場でへたり込む。
声に気づいたラムザとタップマンがあるにあに駆け寄る。
振動が快感を呼び寄せ、声がだだ漏れ状態になってしまう。
「ちょ、あるにあ?」
「大丈夫?」
2人の声がかかる中、「大丈夫じゃねーよ!」と心の中で叫びつつ、溢れ出そうになる声を必死に押さえる。
「ふ、ぅ…ぁっ…」
どうやら前立腺に直でローターが当たっているらしい。
開発なんて以ての外なのにこんなに感じるわけがない。
「ん、あ、あっ…」
「やっぱお前体調悪いんじゃん」
ラムザが目の前に座る。
すると、ラムザの後ろに誰かが立つ。
焦点の合わない目で見上げると、アムムムムがリモコンを手に立っていた。
「アムム…っ!!」
アムムムムの手に握られているリモコンを奪取しなければと震える脚を踏ん張りラムザを踏み台にしてリモコンを奪おうとする。
「ぐえっ!あるにあ、お前どうしたマジで…」
結局アムムムムはひらりと華麗にあるにあの奇襲を躱し、噴水の方へと駆けて行ってしまった。
もちろんその間も振動が止まることはなく、やがてラムザの肩に倒れ込んでしまった。
「熱?めっちゃ体熱いけど。とりあえず医務室行かね?」
ラムザはあるにあの了承を得ることなくタップマンに看守呼んできてと命令する。
「はぁ、っ…んっ…」
するとタップマンは看守塔のてっぺんから顔を覗かせる看守にジャンプしながら手を振る。
時折あるにあを指さしている。
やがて、重い鉄扉が開き、水色のダイヤ装備が眼前に現れる。
「どうした?」
「ちょっとあるにあが体調悪そうで」
淡い快感がずっと全身を駆け巡っている。
思わず力が入ってしまい、ラムザのタキシードの袖を力強く握る。
俯きながらも、涙がぽろぽろと出てしまう。
なんかわからないけど、辛くて、アムムにいじわるされるのが屈辱的というか…。
「っう、ぁ、は…っ」
嗚咽と喘ぎが混ざってなんとも言えない声となって出される。
「いててて…あるにあそれ皮膚も掴んでるから痛い」
「…あるにあ、立てるか?」
看守の問いに、静かに首を振る。
もしかしたら立てるのかもしれないが、それはそれは産まれたての子鹿みたいな動きを見せてしまうかもしれない。それだけは勘弁だし、達してしまうかもしれない。
なにより、今自身はズボンの上からでもわかるくらいに主張している。
いずれこのままだと医務室に移動になってしまうだろう。
そしたら見られてしまう。この勃っているモノを。
「相当だな。んーどうしよう。担架?」
…良くない方向に話が進んでいる。
「や…、だい、じょうぶ…だからっ…」
あんまり近づかれると誰かがこの振動音を聞き取ってしまうかもしれない。
「あ、あむむがっ…」
アムムムムの名前を出したところでどうにもならないが、思考停止しそうな頭で思いついた言葉を口に出してみる。
「?アムムがどうした?」
アムムムムの名前を出した途端、振動が今までの比にならないくらい強くなった。
「ひ、うぅっ…!!あ、やめ、イ、くっ…!!」
身体が大きく跳ねたかと思うと、開放感と快感に身体を支配され、そのまま体の力が抜けるのを感じた。
最後に見たのは、アムムムムの意地悪そうな顔だった。
「━━━━━ん…」
瞼越しからでもわかる強い光に顔を顰め、重たい瞼を持ち上げる。
そこには、白い天井。
一瞬で医務室だとわかった。
そうか。倒れたあと運ばれたんだ、俺…。
「はあ…」
アムムあの野郎…。恥かかせやがって…
なんて思っていると足音が遠くから聞こえ、顔を持ち上げると、アムムムムが立っていた。
「大丈夫?」
「いやお前…!ふざけんなよ、俺…」
怒鳴ろうとアムムムムの顔を見る。
アムムムムは心配顔で俯いていた。
「え…?」
「俺さ…まさか倒れるとは思わなくて」
アムムムムが1歩踏み出す。
そのままゆっくりと歩みを進める。
「な、なんだよ…今更反省しても無駄だからな!」
そして、あるにあの目の前まで来るとぴたりと動きを止めた。
「あるにあ…ごめん」
「え…は、はぁ?……ま、ぁ…いい…よ…もう」
アムムムムの謝罪に誠意を感じ、思わず許してしまう。
アムムムムにはそう思わせてしまうような言い方をされるからどうも甘くなってしまう。
「…ありがとう……なんちゃって」
アムムムムはリモコンをポケットから覗かせ、スライドを少し上げた。
「っう、ひぃっ…!アムム…、お前反省してない…でしょ…っ!」
「してるわけなくね?あるにあかわいかったよ」
静かな部屋にあるにあの喘ぎとローターの振動音だけが響く。
「あるにあが倒れたあと、看守にあんまりいじめてやるなよって怒られた」
もう、何回イかされたかわからない。
目の前に生身の人間がいるのにも関わらず振動するだけの道具によがる時間だけが流れる。
「あむ、む…まだ…?」
何故かお見舞いに全く来ないアムムムムを除く3人をよそに、アムムムムにおねだりをする。
女の子みたいにかわいくはできないけど、精一杯のおねだり。
「ん?なにが?」
アムムムムは自分の手元に握られているリモコンのスライドを上げたり下げたりしてあるにあの反応を楽しんでいる。
「あむむが、こんなことしたせいであむむのほしくなったって…言ってんの…っ!」
絶対にこんなこと言ってないが都合がいいからそのまま通す。
アムムムムはリモコンをかたり、と床に落とし、あるにあを呆然と見つめている。
かく言うあるにあは既に視界がぼやけて自分が何を言っているのかうまく理解できていなかった。
「え、でも…いいの?」
「いいからっ、早くおれのこと犯して…っ…」
先程のリモコンを落とした反動でローターの電源が落ちたため、よりはっきり欲望を口にすることができる。
アムムムムはあるにあをベッドに押し倒した。
無駄に短いズボンを脱がし、孔に指を宛てがう。
「…!今まで散々愛撫してきたから解しはいらなそうだね」
「う、なんでそんな自慢気なんだよ…」
するとアムムムムは自分のパンツのベルトを外し始める。
次第にドキドキと心臓が高鳴る。
期待しているのか。え、なにを?
なんて自問自答している間にアムムムムに手を引っ張られる。
「あるにあさん?俺ほんとにヤるけど…いいの?」
そのままアムムムムに寄りかかる形になり、耳元に吐息がかかる。
今までの愛撫で出来上がってしまった身体は惜しみなく快感を受け取る。
「んっ…う、いいよ…あむむのちょーだい」
そう言うや否やアムムムムはいつのまにか強く押し付けられていた自身を身長のせいか大分若く見える赤髪の青年の中へと沈ませる。
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