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世界から俺が消えても。
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さとみ side
ころんの家で遊んでたら結ちゃんが来た。
結ちゃんの服はボロボロで、身体には所々痣があって痛々しい……
ゆ「おにい、ちゃ、ん」
こ「結!?どうしたんだよそれっ!!」
ゆ「り、いぬく、んにレ、レイプ、された、の。ちょっと、まえから、虐め、られて、て……」
は……?莉犬がレイプ?虐め?そんなのする訳ねぇじゃん。
こ「は?なにそれ。僕、絶対許さねぇ」
え、信じちゃうの?
確かに結ちゃんはころんの妹だし、信じるのは当たり前なのかもだけどさ、少しくらい疑おうよ。
莉犬だって今まで一緒に活動してきたメンバーで仲間じゃんか。
それともころんは最初から莉犬のこと信じてなかったのか……?
さ「いや、ころん、莉犬のこと疑ってるの?」
こ「当たり前じゃん。自分の妹がこんな姿になって訴えてるんだぞ」
さ「それはそうだけどさ……、莉犬だよ?今まで一緒にいて、莉犬がそんなことする子じゃないってわかってるじゃん」
こ「でも僕は結を信じる。」
さ「……そっか。」
-すとぷりハウスにて-
莉犬めっちゃ責められてるし蹴られてるし、あれ骨までいってるんじゃないかな……
すとぷりを名乗る資格なんてないとか言われてるし。
俺は莉犬はすとぷりの大事なメンバーだって思ってる。
俺だけは、俺だけでも莉犬をしんじてあげなきゃ。
莉犬は苦しんでた俺に手を差し伸べてくれた。
俺を救ってくれた。
俺の過去を知っても前と変わらずに接してくれる。
そんな優しいやつが、仲間の妹を虐めたりレイプしたりなんてするはずないし、できるはずないんだよ……
なんで誰もそのことに気づかないんだ
俺は莉犬の味方でいる、ぜったいに。
とりあえずなんとか理由つけて、莉犬の家行かなきゃ。
さ「ご、ごめん!!!俺、用事入った……。急用だから!!んじゃばいばい!!」
いそがなきゃ。莉犬が壊れてしまう前に、消えてしまう前に。
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