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世界から俺が消えても。
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さとみ side
来ないで、こわいって怯えてる……
痛くて歩けないっぽいし、とりあえず病院連れてかなきゃ……
さ「莉犬、歩けそう?」
り「ちょっと、むりかも」
さ「じゃあ肩貸すから、車までがんばろ?」
車に乗り込み、総合病院へ向かう。
さ「さ、莉犬ついたよ。降りれる?……降りれないよねちょっとまって」
肩を差し出すと素直に体を預けてきた。
平日ということもあってか病院内は意外と空いていてすぐに順番が来た。
レントゲン写真を撮ると、医者がすぐにくちをひらいた。
医者「あばらの骨を2本、それに加えふくらはぎの骨も折れていますね。一人暮らしですか?」
り「ひ、一人暮らしです。」
医者「1人での生活は困難でしょう。実家に帰るか、友人の手を借りるしか……」
さ「俺が付き添います。こうなってしまったのは俺の責任でもあるので。」
り「え。そんな、でも……。さとちゃんに迷惑かけちゃう……」
さ「気にすんなよ、俺の家来い。」
医者「全治3ヶ月ですかね……。とりあえず1ヶ月したらまた来てください」
り「わかりました、、」
あばらに加えてふくらはぎもか……。ころんどんだけ強く蹴ったんだよ……
俺の家に莉犬が3ヶ月住むことになる。
当然すとぷりのメンバーにはバレてしまうだろう。
そうすれば俺も辞めさせられるんだろうな。
でも、、莉犬を信じないメンバーなんかいらないさ。
さて、家に帰ろうか。
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