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18歳以上ですか?
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いろいろ補足説明 4/10追加
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本編では説明できなかった部分について説明したいと思います。
『以後、陰間の役割は日本各地の芸者となんら変わらないものになる。違いといえば、中身が12〜20歳までの少年から青年期であり、女物の着物を着るというだけだ』
本編では上記のように説明している箇所がありますが、ここで誤解を招かないように説明します。
現在日本に陰間茶屋なるものは存在していません。ですので、『日本各地の〜ものになる』とは物語の中だけでのおはなしです。
また、『違いといえば〜だけだ』の説明がありますが、現代の花柳界(芸者文化)では、18歳以上からでなければお酒の席に出ることができません。例外として京都の舞妓は15歳からお酒の席に出ることができますが、この物語のように12歳、いわゆる小学校卒業後からお酒の席に出ることはありません。これは作者の「こうであればいいな」の産物です。戦前の京都の舞妓は9〜13歳でしたので、それを参考にしました。
これ以降も物語で陰間茶屋が登場することがありますが、この物語で描かれている部分が全て真実だと思わないようにお願いします。
このページは作者が「これは説明しなきゃ!」と思い出したタイミングで追加していく予定ですので、その度読んで頂けたら幸いです。
4/2追加
物語に、『関東最大の花街〜「朱屋町」』とありますが、実際に関東にそのような花街はありません。
4/4追加
言わずもがな、金扇屋の陰間達は共に兄弟ではありません。全国津々浦々から集められたお互いに血縁関係など無い子供達です。
兄、弟、兄弟などと呼ぶのは、京都の花街文化を参考にさせていただきました。実際の舞妓さん達も、年上の舞妓や芸妓のことを姉さんと呼びますし、姉妹の契りなるものも存在します。金扇屋には1人の兄と1人の弟間での契りは存在しない設定ですが、金扇屋内では年上を兄、年下を弟と見なし、そう呼びます。
また、陰間の見世出し(デビュー)までの1ヶ月間は「側付き」という見習い期間がある設定です。(舞妓さんにも似たような慣習がありますが、名前が違います)
<登場人物の読み方> 4月10日追加
登場人物の名前の読み方を一応書いておきます。
金扇 綴 (かなおぎ つづる)柊(ひいらぎ)
五十山 京 (いすやま けい)
木谷 陸 (きたに りく)
篠澤 要(しのざわ かなめ)
間宮 冬樹(まみや ふゆき)
弘旗隼一郎(ひろはた しゅんいちろう)
平田さん(ひらたさん)
鶫(つぐみ)
椿(つばき)
空木(うつぎ)
寛太(かんた)
杜若(かきつばた)
伊佐美(いさみ)
谷津(やつ)
花鶏(あとり)
鶴(つる)
石蕗(つわぶき)
満作(まんさく)
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