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後ろ向きと君の覚悟
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唇に感じた違和感で目を覚ますと、そこにはどアップの京の顔があった。
それも目を開けてじっとこちらを見ていて、「何してんだ!」と押しのけようとしたところを全体重をかけられて、何故だか俺は押し倒されている。
抵抗しようにもとりあえず下半身は足が絡まって抜け出せそうに無いし、両手だって封じられている。
顔をグイグイと右に左に動かしても、京の顔はどうなっているのか離れる気配がない。
そして何故かずっと目を開けてこちらを見ているので、こっちが目を閉じないと恥ずかしくやってられない。
これはきっと俺の反応を見て楽しんでいる。絶対に!!
あぁもう、膝枕なんかしてやるんじゃなかった! したとしても、俺まで眠るんじゃなかった!
そんな後悔の気持ちが頭を駆け巡るも、口内から伝わる快感を、俺の体は上手にキャッチしていく。
「早く離れろ!」と騒ぐ俺がいる一方、「こういうキス久しぶりかも」と身を委ねようとする自分もいて、自分にとってどちらが正しいのかよくわからない。
まぁでも、少しだけならいいだろうか。
そう思って防戦一方だった舌を京のものに絡ませてみた。その瞬間京の動きが一瞬止まり、代わりに京が俺の足に太ももを擦り付けてくる。そこでギョッとした。
待て待て待て待て! なんで勃ってるの!?
すぐさま舌を逃げるように動かして、そして交差している足を精一杯動かして物理的な攻撃に切り替える。
「ん! んん!! んぁ……けっ……!んん!!」
変な声が漏れる。その上唾液が口から零れ落ちて気持ち悪い。
京の手がズボンの上から俺の中心に触れた瞬間、俺は渾身の力を振り絞り両手を京の拘束から解いた。京の胸に手を当てて押し返す。
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