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慣れたか?
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ディオンと話していたら食間についた。
大きな扉で、
ディオンにつづいて、
中へ入るととても長いテーブルがあった。
席にはオレら二人以外が座っていた。
幹部は向かい合いながら座り、
王様席ではボスとテトが座っている。
「おはよう、ベルカ」
「っ…おはようございます」
挨拶をされ、少し動揺したオレは
ルノアに手引きされ、
席に着いた。
前はディオンだった。
「では、いただきます。」
ボスの合図と共に皆も口をそろえて
いただきますをした。
ご飯はとても美味しかった。
そういえば、
サイトの作るサンドイッチは美味しかったっけ…
っは!
何考えてんだオレは!!!
顔に出ていたのか、ディオンが不思議そうに見てきた。
そのおかげでサイトのことは消えた。
「ベルカ、もう屋敷の暮らしは慣れたか?」
ふいにボスが話しかけてきた。
「あっ…はい、おかげさまで…」
「ね、父上」
テトがボスに話しかけた。
「ベルカ、本業は学生だから、学校行かないといけないんだけど、
前の学校は通うのキツイよね?」
「確かにそうだな。
お前やルノアが行っている学校はマフィア系の子供が通う
学校だしな。よし、手続きをしようか」
「えっあのっ待ってください!」
そんなコト
オレはされる身分じゃない…
ただでさえ、
屋敷に厄介になっているのに、学校だなんて。
オレはそう思った。
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