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思惑と過熱
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タケルは激しく乱れ続けていた。
「……ああッ…!!」
何も考えられないほどの快感が身体中を巡り、果てる寸前だというのに、今度はタケル自身を手と指先を使い丹念に扱きながら、高支那は暴君的に言い放つ。
「目を開けろ!」――と。
辺りは真っ暗闇だというのに。
目を開けろ、とはどういうことなのか――?
まともな思考が出来ない今のタケルに、その謎は解けない。
「……んんっ……っ…」
高支那の指はタケル自身に絡み付き、まるで蛇のように蠢いた。
しかも先端から漏れる先走りの蜜がいやらしい音を立てる。
タケルは動かせない体を捩って必死に耐えるのみだった。
それでも高支那はその手を緩めることなく、更に語気を荒らげる。
俺を見ろ!――と。
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