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「ふ、…ぅっ…」
顎を持ち上げられ振り向く体勢で唇を塞がれた。
入り込んできた舌が歯列をなぞり上顎へと移動する。
舌先で弄ぶように動かされれば、ぞくぞくと体が疼いて脚が震えた。
唇が離れると、先生の熱を帯びた瞳が見える。
明らかに欲情している、すごくえっちな顔。
俺がその表情に見とれている間、先生は俺の胸元へと手を伸ばした。
何かの存在を確認するように動く指。
それは胸の突起を見つけると、服越しに引っ掻くように掠めた。
「な、にしてるの……?」
「穂中の気持ちいいとこ、増やそうと思って」
そう言って何度もカリカリと乳首を引っ掻かれる。
先生の謎の行為が擽ったくて身を捩った。
女の子じゃないんだから、そんなとこ触られてもどうにもならない気がする。
気持ちいいと言うか、むずむずする。
手の動きを止めようと思い掴もうとした瞬間、体にビリビリと痛みが走った。
「いっ――!」
何が起きたんだと、下を向いて自分の胸を見る。
そこには俺の乳首を思いっきり摘んでいる先生の指があって、それに悲鳴をあげていたと気づく。
感じたことの無い痛さにじわりと涙が滲んだ。
「痛い?」
「い、痛いっ…めちゃくちゃ痛いっ」
「そう。まぁ最初はそんなもんだよな…」
先生は俺の悲鳴にも、痛いという言葉にも興味が無い様子で、何か悩ましげに考え込んでいる。
本気で意味が分からない。
普通そんなところ摘まれたら痛いに決まっている。
俺の思いをそっちのけで先生は新たに手を動かし始める。
「次はこっちも触ろっか」
「ひっ、…いい、要らないっ」
「穂中の意見なんて聞いてないけどね。ほら、ちょっと勃ってる」
抵抗する間もなくずり下ろされたズボンと下着。
俺の体が何処で反応したのか知らないが、確かにそこは膨らみを持っていた。
不思議に思いながらも、先生の手が触れるとたちまちそれは増していく。
「や…やだっ……ぁ」
「嫌々言っても体は素直だもんね。すごいビクビクしてる」
先端の裏筋を擦るように動かされ、痺れるような快感が走った。
相変わらず早い独特の浮き立つ感覚に目を瞑るけれど、それは叶わないものとなる。
「んっ!…やだっ、ぐりぐり…やだぁッ」
「んー、こっちの方が好き?」
「あッ…、ひ、引っ張らないでっ…!」
突然服越しに乳首を潰されたかと思えば今度は伸ばすように引っ張られる。
快感より痛みが勝ってしまい達することが出来ずに終わる。
強すぎる刺激に耐えられなかった俺は、かくんと脚を折って先生に倒れ込んだ。
「ごめん、苛めすぎたね」
しゃがみこんだ先生にちゅ、と涙を掬うようにキスをされる。
謝っているのに全くそんな感じがしないのは何故だろう。
というか謝るくらいなら最初からしないで欲しい。
苛められたそこがじんじんと痛くて仕方がない。
「せんせぇ、いたいっ…」
「そんなに痛い?一回見せて――」
「違うっ……」
服を捲ろうとした先生の腕を掴み、そのまま痛みの場所へと移動させる。
普段ならこんなことしないが、俺は早く解放されたかった。
熱くなったものに手を押し付けると、先生をじっと見つめた。
「はやくっ、はやく出したい…っ」
そう縋るように言うと、先生の動きが固まる。
けれどすぐに微笑んで、分かったと俺のこみかみに口付けた。
軽々抱っこされて敷いていた布団の上に降ろされる。
脱がされた下着はさっきの場所に落ちたままだ。
丸見えのそこを隠すように膝を立てて脚を閉じれば、先生がその上から顔を覗かせた。
「隠したら触れないでしょ。ほら、いい子だから脚開いて」
躾けるような口調で無理やり膝を横に退けられ、折角隠したそこがまた見えてしまう。
自分の体勢が恥ずかしくて見ていられない俺は、顔を手で覆った。
ちゅ、ちゅとリップ音が聞こえ感じたくない感触に、自身に口付けられているのだと分かる。
耐えられなくてぎゅっと目を瞑った。
「んっ、…んぅ……ッ」
パクリと一気に咥え込まれ吸い付くように刺激される。
聞きたくもない卑猥な音に、耳まで犯されているみたいだ。
腰をがっちり掴んでするものだから、先生の口に押し付けるように背中が反ってしまっていた。
しばらくすると待ち望んだ感覚に身震いをした。
「せんせっ、でる…っ、でるからっ」
「いいよ、そのまま出して」
「や、やだッ…はな、離してっ…」
イくと伝えているのに全く離す気配のない先生。
それどころか与える刺激を強めてきた。
まずい、このままだと先生の口の中に出してしまう。
さすがにそれは避けなければならない。
普通に恥ずかしいし、嫌だっ!
違うこと考えて我慢するんだ。
そう、今日の朝ごはんを思い浮かべて――
「…俺以外のこと考えるの禁止」
「ひ、ゃぁ――っ!」
浮いた背中の骨指でをなぞられ、全身が痺れるようにビクビクと震えた。
予想しない刺激に瞑っていた目も思わず開いてしまう。
それを見逃さない先生は一気に俺を責め立てていく。
「あっ、あッ、いやぁっ…!」
我慢できない快感に、俺は抑える間もなく達してしまった。
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