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「せ、んせっ、ちょっとまっ…おわぁっ!?」
お風呂からベッドに移動する間、体を拭いたりした時間で俺の頭はスッキリしてしまっていた。
そうなると素直に受け入れにくい訳で、でも先生はそんな俺を許してくれるはずもない。
先生にお姫様抱っこされたままベッドに放り投げられると、ばいんとスプリングのせいで体が跳ねた。
何とか勝ち取った一枚のTシャツがあるからまだ良かったものの、下は何も履いていないし捲れたら台無しだ。
ベットの上を這いずりながら見えないように服を引っ張っていると、先生の影が俺の上に覆い被さる。
ダメだ、先生の床ドンは本当に心臓が持たない。
にこりと微笑まれれば、また鼓動が早くなる。
「せ、んせ…?」
「ん、なに?」
「最後まで、する…?」
「穂中がしたいならする。したくないならしないけど?」
またそうやって先生は意地悪をする。
いつも俺にその気にさせて言わせて、しないと思っても結局最後までしてる。
だって先生の瞳は途中で絶対やめてくれない、そんなギラギラした目。
選択肢なんてあってないようなものだ。
赤くなった顔を手のひらで隠すと、体をくるっと丸めた。
「うぅ、好きにしてください…」
「うん、聞き分けのいい子は好きだよ。ちょっと冷たいけど我慢してな」
「うん…?」
突然の好き発言にカッと更に熱くなったけれど、すぐさま先生が手に取ったボトルに目が移る。
ワンタッチ式でカチッと蓋を開けると、中身を俺の下腹部に垂らした。
先生の言う通り少し冷たくて、思わず体が跳ねたけれど慣れればなんてことない。
よく考えてみれば、多分これってローションって言うやつだ。
…えっちするときに使うやつ。なんで知ってるんだろ。
先生はボトルを置くとその液体を手に絡ませ、俺のおしりへと移動させていく。
いつかしたいみたいに脚をぐいっと持ち上げられ、すごく恥ずかしい体勢になってしまった。
毎回思うけど、この格好いやだ…
俺ばっかり恥ずかしいとこ見られて、先生は大人の余裕があるし。
なんか、ずるい。
ムッと頬を膨らませそっぽを向くと、先生はそれに気づいたのか俺の顔を覗き込んでくる。
「なに、やっぱりするの嫌?」
「そうじゃなくて、俺ばっかりこんな押し倒されて…恥ずかしい、です」
「じゃあ、どうやってしたいの?」
「…いつもの、ぎゅってしたままの」
「ふっ、好きだね、それ」
笑いながらも俺の体を起こして先生と向き合う形になる。
だって先生と引っつけるし、恥ずかしさもあんまりない。
一番の理由は先生にいっぱい抱きつけるところだ。
すっと先生に向かって手を伸ばしたけれど、何故かその手は空を切り俺の体は反対側を向いた。
俺の意思とは反対に、先生の体を背もたれにするような体勢になってしまった。
「せ、先生?こうじゃなくてっ、いつもの…ふひゃっ!?」
「誰も穂中の言う通りにするなんて言ってないよ。たまにはこういうのもいいでしょ?」
「よ、よくなっ…ぁ、んっ!」
耳をかぷりと甘噛みされ、そのあとにちゅっと口付けられる。
やっぱりダメだ。
こんなの耳が責められ放題だし、先生の顔が見えないから何されるのか分からない。
それに壁しか見るところがなくて落ち着かない。
キョロキョロと目を泳がせていると、先生の手がするすると下腹部に落ちていく。
既に勃起したそれをスルーして奥へと進む。
ローションを付けているせいか、いつもよりすんなり指が入って奥へと進む。
微かに膨らんだ所を捉えて強めに押されれば、びくんと体が跳ね上がった。
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