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番外編 体感目覚まし時計なんて要らない
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番外編1
おまけの番外編とし金髪美少年が貞操具と貞操帯を装着された後の話をします。
番外編1
「僕の勝ちだ!」
友達とゲームをして勝った夢を見て金髪少年は自慢げに声をだした。
「もう一回しようよ!」
負けた少年が金髪少年の顔を見ながら言った。
「先にトイレに行ってくる!」
金髪少年は夢の中で尿意を感じ意識が夢遊病患者のような中冷たい青いビニールシートの敷かれた固いベッドの上で立ち上がろうとした。
「ジャリジャリ」
「ガチャガチャ」
だが首に重たさを感じたので立ち上がる事なくまだ寝ぼけていた少年は固いベッドの上に上半身だけ起し座った。
「何?・・・」
「これ?首輪?」
「あれ?鎖?」
「僕は犬にされたんだぁ」
「犬ならまだ自由があるけど犬以下だ」
少年は両目を右手で摩った後に赤い首輪とそれに付けられた冷たい鎖を右手で触り徐々に現実の世界に意識を戻し始め頭の中で呟いた。
「少し前の楽しかったゲームは夢だっただぁ」
「数日前に僕は拉致され実験体にされたんだぁ」
少年の首に付けられていた赤い首輪の後ろのフックに金属の頑丈な鎖が結ばれていた。
その鎖の反対側の先は堅いベッドの金属で出来た4本の脚の内の1本に結ばれ鍵まで掛けられていた。
貞操具と貞操帯を付けられ素直な奴隷になれるか実験されるために。
貞操具の機能をテストされるための実験体でもあった。
「下腹部に圧迫感がある・・」
「やっぱり・・付いている」
貞操帯の後ろの穴にねじ式で腸壁の奥深くまで嵌めこまれた電動ティルドに付けられた長さが30cmの白色のファファで触り心地の良い犬の尻尾のようなものを手で触った。
「これ触り心地が良いから癖になりそう」
「でも尻尾の根元についているのは拡張用のティルド」
「尻尾を引っ張ると中で、自動で動き出すと言われた」
「前に動かされた時は無性に排出したくなった」
「どれだけ力んでも出せないティルドだ・・」
「触り心地が良くても触ると危険だ!」
「あ~夢の中にもう一度もどりたい」
尻尾に触ったと同時に昨日貞操具と貞操帯一式を装着された時の事を思い出し涙が少年の目から一筋流れ落ち今度は直接触れなくなった前に手を伸ばした。
「やっぱり触れない!!」
「掌に感じるのは無機質な感じだけだ」
「触ったら暖かかったのにそれも伝わらない」
「気持ち良くなるから触りたい」
「これじゃオナニーも出来ない」
「オナニーだけじゃない!」
「もう水なんて一滴も飲みたくない!」
「奴隷の唯一の報酬が拉致される前に自由に出来ていた事だなんて惨めだ」
「それに・・食事の楽しみも奪われた」
「美少年だから実験体だけでは勿体ない?」
「美少年コンテストで優勝しなければよかった」
「性奴隷にするから固形物は食べさせない?」
「それも兵士達専用の性奴隷?」
少年は拉致された後にトイレの無い家に住むことになるだけでなく兵士に強姦される時のために面倒な後ろから出すものを無くすためこれからは緑の流動食しか食べさせないと言われていた。
「不味い緑の流動食食べないとお仕置きされる」
草食動物の4つある胃の中に住でいた優秀な細菌を遺伝子操作した新しい細菌を流動食の中に入れ移植した。
だから生命維持に絶対に必要な必須アミノ酸と水だけに移植されたより優秀な細菌が分解するから安心しろとリーダ格の兵士に少年は言われていた。
「ママの焼いてくれたパンを食べる事ももう出来ない」
「ママに会いたい」
「パパにも弟にも・・」
「きっと僕を一生懸命探している」
「こんなぁ姿家族に観られたくない」
「この悪魔のハート形の貞操具外したい!」
少年は色々独り言を頭の中で言った後に、もう一度透明な強化プラスチックで出来た外す事の出来ない貞操帯の中の金属で出来たハート形の貞操具を覗き込んだ。
「僕の大事な所は不要なゴキブリと同じなの?」
「奴隷に気持ち良くなる権利はないの?」
「一生笑顔でご主人様に奉仕しないと射精できないの?」
「ボーナスが射精?」
「貞操具に機械的に調教される奴隷?」
「それなら全裸の方がましだ」
「弟の姿を観たような気がするけれどそんなはずない!」
「弟には絶対にこんな姿になってもらいたくない」
少年は数日前にリーダ格の兵士に言われた事を思い出し、そう頭の中で呟いた後に、まだ朝の薄暗い照明のなかで壁に掛けられている時計を見た。
「時間・・止まって!」
「体感目覚まし時計何て要らない」
「僕はもう目が覚めている」
「誰か助けて!」
少年には朝のこれから毎日貞操帯の中で機械的に作動すると言われた2つの危機が迫っていた。
第2話に続く
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