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同窓会
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「……んん…?……ん…あれ…?」
俺が目を覚ますと部屋の天井が見えた。
あれ?俺いつの間に家に…?あれ?昨日は同窓会行って…そのあとどうしたんだろう…。
………ていうか、俺すごい夢見てたなぁ…妙にリアルで、最後まで見れるなんて珍しい…。
「は、は、はっくしょんっ!!!!うぅ、さむっ!……えっ、俺なんで上着てないの?!」
「やっと起きたか」
「へ?!」
声の方へ顔を向けるとキヨが水のペットボトルを持って立っていた。
「な、なんでキヨが?!」
「まあ、とりあえず水飲めよ」
そう言ってキヨが俺に水を手渡してきたので俺は大人しくそれを受け取って口に流した。
キヨはベッドに腰掛けた。
「…腰は大丈夫か?」
「ぷはっ!…腰??」
「いや、あの後、結構激しくしちゃったからさ」
「へ??激しく??」
「……思い出せないか?」
「え、思い出すって…ちょっと待って、昨日俺たち何した…?」
「SEX」
「………あ~SEXかぁ~」
なんてこった…!!!!!あれ、夢だと思ってたけど、まさかのリアル?!!うっそだろぉ!!!
え、待って…じゃあ、あの時のも?!
「も、もしかして俺さ…キヨに告った…?」
「ん?ああ、そうだけど」
「マジかぁ…」
「フージ」
「え、なにんっ?!」
俺がキヨのほうに顔を向けるとキヨは俺のキスをしてすぐに顔を離すと俺のことを抱きしめた。
「きき、キヨ?!」
「フジは俺のこと好き?」
「へ?えっ、あ、えー…」
「俺はフジが好きだ。ホントはさ、今日お前に告白しようと思ってたんだわ。「高校のときから好きでした」ってw」
「え、えーっ!う、うそだぁ…あ、も、もしかしてまだ夢の中?!」
俺がそう言うとキヨは体を離して俺の顔を見てきた。
「うそじゃねぇし夢でもねぇよww!」
「えっ、いっ!いったひっ!!」
キヨは俺の両方のほっぺを摘んで引っ張った。
「えっ、マジで??夢じゃないの?!」
「お前また引っ張ってやろうか」
「いやいい!もういい!……え~…マジぃ…?」
「んでぇ?フジはどうなんだよ?」
「えっ?…ぁ、えっと……俺も…好きです…」
「ん?誰を?」
「わ、分かるだろ?!話の流れで!」
「いや、分かんねーわ。誰のことが好きなんだよ」
「っ~…!き、キヨが好きです!!!」
俺がそう言うとキヨは俺のことを思いっきり抱きしめた。
「フジ、これからよろしくなw」
「んっ、こ、こちらこそ…よろしくお願いします…w?」
「ん。……なぁフジ?」
「な、なに?」
「フジもさ、俺たちと実況しねぇ?」
「え、実況…?」
「そう。こーすけとも話したんだけどお前とヒラも一緒に実況したら楽しいだろうし…すぐには無理かもしんねぇけど、お前も東京に来れば一緒に居れるかもしれねぇなーと思ってさ?」
「……でも、俺にもできるのかなぁ…?」
「できるできる、俺が教えるからさ?」
「……なら、やってみようかな」
「よし!じゃあ、今日の夕方にこーすけの家行って実況撮るか!」
そう言ってキヨは携帯を取り出しこーすけに電話をした。
「おぉ、じゃあ、また後で…はいはーい」
「こーすけ何て?」
「普通に了解だとよ。あ、ヒラの説得は成功したらしいから四人で撮るぞ」
「そっかぁ……あ、ねぇキヨ?俺たちが加わると『KK』じゃ無くなるけどいいの?二人の名前の頭文字じゃん?」
「ああ、それならこーすけがチーム名考えた」
「え、なんて名前?」
「俺たちのチーム名は……最終兵器俺達」
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