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俺はヤンデレじゃないEND2 タプジャン
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この小説は、前投稿した「俺はヤンデレじゃない」
のENDが変わるお話です
最初から書きません、途中のタップマンが
ジャンクの首を絞める所から始めるので
前の方を見てない方はそちらから見てください
―タップside―
ジ「タッ……プ……やめっ…カハッ」
タ「ねぇ、ジャンク、俺今まで
ジャンクに何回好きって言った?
俺が何回言ってもジャンクは
好きって言ってくれることはなかった!! 」
ジ「ごめ……」
タ「俺はジャンクが好きなのに!!
やっとジャンクと一緒になれたのに!!
なんで俺は…こんな辛い思いを…!」
ジ「……」
タ「俺はジャンク1人だけ!!
ジャンクしか愛せなかった!!!!
なのに恋人の俺と他の人との
対応が同じなんておかしくないか!!」
ジャンクの首を絞める手に力が入らなくなってくる
タ「何で……何で俺と付き合ったんだよ!!!
本当は好きじゃなかったんだろ!!
なら期待させないで…!!」
怒りながらも目に涙が溜まる
タ「ジャンクだけが…俺の生きがいなのに…
俺だけを見てくれればよかったのに…
愛してくれなきゃ俺は生きてる意味ないんだ…」
ジャンクの目から溢れ出した、静かに泣く、その
泣き顔はあまりにも美しいものだった
そこで俺はハッとした
ジ「ごめん…タップ…そんな思いさせてるなんて
知らなかった……ごめん…ごめんっ……」
タ「ねぇ…何で好きって言ってくれなかったの…?」
ジ「……好きって言ったら…嫌がりそうだから…」
タ「そんなこと、ある訳……」
いや、ジャンクからしたらある、あっただろう
昔俺は、ジャンクに好きって言われた事がある
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ジ『俺、タップの事好きだ』
タ『……は?何言ってんのジャンク』
ジ『え…?』
タ『逆に俺がお前の事好きだと思う?』
ジ『それは……思わない』
タ『……でしょ、ありえる訳がないんだよ…』
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
思い出した、けど、この時はジャンクを
嫌いだった訳じゃない、まだ自分の気持ちに
素直じゃなかっただけ……本当は…ジャンクの事が…
タ「……昔の事の話か」
ジャンクがコクリと頷く
俺は昔の俺を恨んだ、何であんな対応したか
ジ「だから…嫌われてたから…言えな…」
タ「……!違う…!違うんだよ!俺はあの時
ジャンクが好きだった!大好きだった!」
ジ「そんなはず…」
タ「ジャンクが好きだったから、俺の想いは
報われないと思ってたんだよ…だから
あの時は驚いてあんな対応したんだよ…!」
ジ「そうだったのか…」
タ「だから…だから好きって言って…
本当はずっとその言葉を待ってたんだ…」
涙で、前すら見えない俺を
ジャンクがそっと抱きしめてくれた
ジャンクの腕の中は暖かくて、落ち着いた
そして、俺が一番言って欲しかった言葉を
優しい声で言ってくれる
ジ「タップ…好きだよ…愛してる」
タ「…俺も…愛してるよ…ジャンク……」
その日から俺の人生は変わった、辛くて
ずっと悩んでたあの日々とは違って
今はとても幸せだ、ジャンクが好きって
言ってくれるだけで、安心する
どれだけ他の奴と話そうが、楽しそうにしようが
ジャンクは俺にだけ、愛の言葉をくれる
もう、昔とは違う
俺はヤンデレじゃない
〜俺はヤンデレじゃない〜END
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