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悪魔と神父3 あるラム
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Part3なので1.2を見てない方はそちらを
読んでくれると幸いです
この小説には死ネタを含むので
苦手な人は見るのをお勧めしません
―あるにあside―
口が滑った、そうか、ラムザは知らないんだ
〝俺の過去〟を…
あ「それより、悪魔の事でまだ何か知りたい事は?」
ラ「俺は、悪魔の事より、あるにあの事が知りたい」
あ「え…?」ドキッ
ドキ?いやいや、何で俺はドキってしてんの!?
しかも男に!あれだ、そういう事言われたことないから
驚きのドキだな!!うん、そうに違いない
あ(焦るな俺…焦る時じゃないだろ…)
ラ「あるにあ?聞いてるー?」
あ「焦ったらダメだ…」ボソッ
ラ「ほら、こっち見て」
そう言ってラムザは俺の顔を覗き込んで微笑む
ラ「あ、やっとこっち見てくれた」
あ「〜〜っ!!」
ラ「ずっと地面見てるからどうし……」
あ「帰る!!!!」
俺はラムザの言葉を遮って、立つ
ラ「え?帰るの?」
あ「あ、あの、ほら、もう暗いし……」
ラ「でも、帰れる?」
あ「……帰れない…けど、野宿でもする」
ラ「じゃあ、俺ん家来る?外寒いし」
あ「…悪魔は寒いとかないから…!んじゃ!!」
ラムザさんを背に、空へと飛び立った
あ(今日はここで寝るか…
ちょっと銃声がうるさいけど仕方ない…)
銃声で寝れずに居ると
あっという間に世が明けてしまった
―ラムザside―
ラ(あるにあ今日も来るかな…)
あるにあを待っていると12時はとっくに過ぎ
15時になっていた
ラ(はぁ…今日は来ないのか…
昨日はたまたま会っただけだし…)
ため息をつくと、後ろから声がした
あ「ため息つくと幸せが逃げるって言うよ?」
ラ「…!あるにあ!!来ないかと思ってた」
あ「来るよw行く宛も、話し相手も居ないし」
ラ「悪魔が見える人あんまり居ないって言ってたもんな」
あ「そうそう、あっちに帰ることもできないし」
そう話していると銃声が響いて来た
また無駄な争いをしてるのだろう
あ「最近多くなってきたよな」
ラ「確かにね、流れ弾が来なければいいんだけど」
昨日よりも、銃声がよく聞こえる
近いのだろう、流れ弾で死んだ人は
数多く居る、俺達も安全だとは言えない
あ「とにかく、崩れかけでも
建物に入った方がいいと思う」
ラ「そうしようか、ここじゃ危ない」
そうして、建物の中に入る事にした
外にいるよりはマシだ
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