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機械音痴 タプある 別END2前編
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別ENDこの小説で色々?わかります
長めなので前編中編後編あります
―あるにあside―
あの後、病院に運ばれたタップは
生死の境を彷徨っていた
このままではタップは死んでしまう
だから、大掛かりな手術をすることになった
その手術は、とても難しく困難である事と
タップの体力的に生存確率は一桁だった
だが、その一桁に賭けて、手術をした
あ(お願い…成功して…お願い…神様…どうか…)
手術は38時間にも及んだ
そして、緊張感を漂わせる赤いライトが消えた
中から人が出てくる
もし、失敗してたらどうしよう
成功する確率は低い、だから最悪の場合も
想定して、声を絞り出し、俺は聞いた
あ「……!!すみません…!タップは…!
タップはどうなったんですか…!」
答えるまで、数分経ってるような感覚が
脳内に駆け巡る
そして、少しの沈黙の後
院「無事、成功しました
タップさんが一番頑張りましたよ」
全身の力が抜け、床に膝が付く
あ「良かった…良かったっ…」
長時間の手術で、もうダメだと思っていたが
友達が、タップがこれからも生きれる
俺の傍に居てくれるのを確認し、ため息をついた
その後タップは病室に運ばれ
俺は、タップが起きるのを待った
―タップside―
タ(……ここは…病院か…俺はもうすぐ死ぬのかな…)
横を見ると、あるにあが居た
あ「タップ、おはよう」
タ「うん…おはよう…」
あ「どうした?顔暗いけど」
タ「いや…俺、死ぬのかなって…」
あるにあの顔を見ると笑っていた
あ「へへっ…タップ、いい事教えてあげようか?」
タ「ん?何?」
あ「実はね…?タップは、もう入院しないで
ずっと家で暮らせるよ!」
タ「え……??どうして…何で…?」
あるにあの言葉に戸惑いが隠せなかった
だって、俺は倒れて、病院に居る
もう死ぬって事じゃないの?
あ「タップは知らないと思うけど、タップが
寝てる間に手術をしてね、成功したんだよ」
タ「手術が…成功…?」
あ「そう、手術しないと死んじゃうからさ
それで手術して、成功した
つまり、もう外に出ても大丈夫だし、倒れない」
タ「もう…苦しまなくていいんだ…」
あ「うん、タップは大丈夫だよ」
その言葉に涙が溢れて止まらなかったそして、
俺を抱き締めてくれるあるにあが
暖かいような錯覚までした
俺は、辛い思いをしなくていいんだ
―あるにあside―
数日して退院した後、タップは前より
遥かに元気になり、よく笑うようになった
この笑顔が見られるようになったのも
タップのお陰
タップが居なかったら、俺は今
ここに居なかっただろう、そうしたら
俺は今頃…
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