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入学式13
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??「まず、この学院がどんな制度か知ってっか?」
「・・・。」ちらぁっ
裕翔の方を見る成瀬
神楽「・・・。」すすすっ
目を泳がせている裕翔
??「そこからかよ…入学する前に届いた手紙に書いてあったはずなのだが…それ忘れても、入学式であのクソみたいな生徒会が説明してたはずなんだが…
あっ体調悪くなったのか。」
「え、えへへ」
??「えへへじゃねぇわ!!
まぁ、いい。知らねぇもんは教えてやる。
耳の穴かっぽじってよーく聞けよ?1回しか言わないからな?」
「あいっ」
??「この学院は、魔法と剣技で別れるのは知ってるよな?
魔法を取れば、魔法だけを学び
剣技を取れば、剣技だけを学び
そして、両方とれば魔法と剣技両方を学べる
ただ、全く別の内容だから両方ってなるときつい。
だから、みんな片方しか選ばない
たまに、物好きがいるがな
まさにお前ら。そのピアス、両方とる証だろ?
この3つの中で1番強いのは両方を同時に学んでいる者。
魔剣士になろうと思ってる者
魔法で最強になろうと勉学に励んで、戦闘もたくさん経験して強くなったとしても、それは魔法攻撃などだけで強くなっただけで、魔法が使えなくなったらただの雑魚同然。剣技に特化してるやつに攻撃されれば終わり
また、逆も同じで、剣技をひたすらに鍛え、戦闘に出て、経験を積んだとしても、魔法が使える場所で魔法に特化したやつに剣で防ぎきれない、避けることも不可な攻撃をそれればそこで終わり
そう、まさに片方に偏った戦い
そうなれば、両方の経験を積んでいればいい
そう思うやつも沢山いる
けれど、みんな、そう口にするだけになる
授業に追いつけない、片方に偏ってしまう、そして、片方受ける生徒より授業の時間が長い、多い。
だから、みな、あー、きつい、もう無理、限界、両方なんて無理だ、と思うようになるのが魔剣授業
だから、最近はほとんどその科目を取ろうとする奴はいない
って言うのが主なこの学院での…んー、なんて言うのか、まぁ、うん。そういうこと」
っ?!?!どういうこと?!?!
え?!w
??「まぁ、きつい、だから、無理と両方授業を受けるのを諦めるやつらが多いって言ったろ?
だが、本当に両方諦めきれないやつも多い
それで、上級生というかあのクソみたいな生徒会が作った制度がグループ、だ。」
「ほほう?それでそれで?」
??「あぁ、そのグループのリーダーが各科目。
魔法科の上級生
剣技化の上級生
魔剣士化の上級生
ただ、上級生じゃなくても、中級生でも、下級生でもグループを作ることは出来る
そのグループ同士での大会がある
その大会で最下位になったグループは解散される
強制的にな?
そうなったら、そのグループのリーダーだった奴はもうリーダーになることは出来ない
まぁ、グループの皆からの全力の推薦、又は、その実績を証明できれば新たにリーダーとなれる
グループのリーダーやそのグループの四天王がちゃんとグループに入ったやつに自分と同じ科目、違う科目を教えられるようにして、強い魔剣士を作る為の制度だ
学ぶだけではちゃんと見についてるかわからないから
グループでの対戦も許可してる
ただし、殺さないことを前提にな
グループ内でやっていても、戦ったやつの動きを把握してして、勝って、それを自分は最強だって思って、いざ戦場に出れば死ぬ。
ただのアホみたいな行動をするやつが増えたから
学院全体で大会をすることになった
大会は結構な頻度で開催されるから楽しみにしてる奴らも沢山いる
まぁ、グループに入らない選択肢もあるが
基本はグループに必ず入ることが決まってるから聞いたってことだ!!
どうだ!!分かりやすかったろ?」
「はい!!とっても分かりやすかったです!!!
ありがとうこざいます!!」
この人優しい!!!
怖い人かと思ったら!!!
良い!!!
何かあったら聞きに来よ
神楽「そうそう!!ありがとうこざいます!!」
??「んー。ここでこの話をしたというこたぁ、どこにも所属してねぇかw」
「あいぃ」
???「なっくんはどこのグループにも所属させないよ?」
「へ?」
??「は?」
神楽「はぁ?」
この声は…
物凄く聞き覚えのある…
もしかして、あの人…
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