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入学式19
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「ふぅ!じゃあ、ちゃんと叔父さん親父に要件を話そうね!」
楓雅「う、うん!ごめんなさい。
そ、それでね兄上に要件って言うのはね?」
あ、叔父さんとのお話はどうしたかって?
大丈夫大丈夫!直ぐに終わったよ。
呼びかけてもこっち見てくれないから力技という名の魔法で思いっきりこっち向かせたの。
それで、お話したよ!
ただ、うっかり約束破られたのがムカついて加減ミスって首へし折れたけど…
やっぱり生死永続空間発動しておいてよかったぁ
発動してなかったらうっかり叔父さん死んでたなぁ
危ない危ない!
制御は大事だね!!
叔父さんは学ばない子だったみたいだから父上見たらまた興奮し始めたから同じ事を繰り返したけどね
叔父さんはちゃんと話をしてくれた。
内容は学院中心核の生徒会が崩壊してるというのと、先生の方も酷いのが増えてきたのと、最近学院の周りで魔獣が必要以上に増えてきたという3つだった。
先生が酷いのは知ってることだけど、他の2つは知らなかったな。
まぁまず、生徒会がどんなのか知らないしね!
ひろも僕も!
抜けたしね!!
ただ、中心核が崩壊は厳しいなぁ
中心崩れたらもうこの学院自体終わりも同然なんだが
はぁ…
中心核になってもいいと言う腕章、勲章もらってるのに何してんだか…
ただ、話を聞く限りでは生徒会長だけはちゃんと仕事をしているらしい
それ以外は一人の男に執着しているようだ。
何回も注意しているが聞かないと
愚かな
魔獣の方は前は十数体しか湧かなかったのが今では数十体にもなっているらしく増えすぎていると。
学院の先生達の方でどうにかしようとしているが、人手が足りないと。だからといって魔獣を完全に消そうとするが魔獣は授業で倒すことがあるから完全に消すことは出来ないとのこと。
人手が足りない時は無理に足りないメンツで倒すより対魔獣殺結界張って殺せば済むが理由が理由だし無理か
それに、叔父さん1人だと3体倒すのがギリギリなのもたくさん増えているらしい。
だから困っていると。
こぉれは、想像以上でっすなぁ!
何故これを父上に話すかというと、父上は面倒くさくて先生は辞めたが、この学院の管理している1人でもあるからだ。
普段は叔父さんだけで大丈夫なのだが、叔父さんだけでは対処できなかったりするのは父上に報告するのが義務付けられているのである!
だから、報告していたのだ!!
と、まぁ難しい感じの話は僕達生徒には関係ないし!
親父と奈緒さんと叔父さんに任せて!
ひろとお話しよー!というか、そろそろ部屋に行って明日の準備とかしたいんだよな。
まぁ、もう行ってもいいだろう!
通信は親父がもういいと思った時に切れるようにしたから
そう思い、未だにずっと固まり続けているひろの所に向かった。
奈緒さんは叔父さんが要件を話し始めた頃には元に戻っていた。
さすが、できる男は学院のことに関しての話だとしっかりするんだな!!
「ひろ、ごめんね待たせて!
おーい?大丈夫ー?」
神楽「あ、な、成…お前案外えぐいんだな…」
「えっ?!あっ!ごめんね!!怖かったよね。キモかったよね。屑だったよね。人間じゃなかったよね。
ごめんね…こんなのと近くにいたらいくつ命あっても足りないって思うよね…」
何回も叔父さんを殺めたようなもんだしな。
そんな力あるやつが近くにいたら怖いよな。
友達やめるのかな
神楽「ん?!?!ち、違うよ成?!
そ、そういう意味で行ったんじゃなくてだな…その、俺の知ってる成から想像できなくてだな、その、驚いただけなんだよ!こっちこそごめんなぁ!!!」ぐいっ
自分の行動など諸々に後悔していたらひろが僕を引き寄せて抱き締めた
そして、頭をよしよしと言いながら撫でてくれた。
その撫で方は何故か懐かしく感じた。
誰にこんな風に撫でられたのかも分からない。
何時だったかも。
ただ、僕は嬉しかった
あんな行動をした僕を普通は化け物と怖がり罵るのに、僕を離すでは無く逆に自分の元へ寄せたその行動が。
「怖くないの?」
神楽「怖くないよ!大丈夫だよ成。大丈夫だから。そんな、苦しい顔して笑わなくていいんだよ!!
俺は成の事嫌いにならないからな。」
「ありがとうひろ。
じゃあ、そろそろ部屋に行こうか!!
もう時間も時間だし!!」
そう。今の時刻は20時
あれから8時間はここに居た。
うん。長居し過ぎw
そう言えば、生徒会崩壊だっけか。
てことは、生徒もやばくなってんだろうな。
風紀委員とか大変そう。
手助けとかしよかな。
「あ、叔父さん。これからこの学院には黒い狐が現れるから。把握よろしくね?
お部屋に行くー」
楓雅「ん?分かったよ!!
風紀と生徒会にも伝えておくー。
部屋は5階の500号室ー」
「ほーい!よろしくね!
ひろ行こうかー!」
神楽「おう!じゃっ、失礼しやしたー!!」
ガチャッ
2人は理事長室から部屋に向かった。
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