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入学式20(理事長室)
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2人がいなくなってからの理事長室
楓雅「黒狐ってなんだろ。なっくんの召喚獣?」
奈緒「黒狐の召喚獣は聞いたことありませんね。
基本狐だと白狐か、九尾、天狐ですね。」
楓雅「じゃあ、なんだ…?」
和紗「ん?あぁ、黒狐は召喚獣じゃないぞ?」
楓雅「そうなんですか兄上?」
和紗「おう。黒狐は面。なぁくん、もといななせがつけるの。少し前、それも、あの時以前に使ってたやつ。
悪い子というか、自分に害を及ぼす者、友達や家族に害を及ぼす者、人に害を及ぼす者を楓雅にしたようにして治す為につけるやつ。
あれ付けて毎回掃除してたんだよ。」
楓雅「そうなんだ。
じゃあ、この学院で現れるってことは掃除をするってことかな?」
和紗「そうそうー。掃除させる為にこの学院に無理矢理行かせたからねー。この事は本人には言ってないけど。
でも、俺の望んだことをやってくれるみたいだから良しかな。魔獣とかの方もなぁくんに任せろよー。依頼すれば依頼をこなす男だから。学院の方に俺が行けないからね。こっちも忙しいし、楓雅に会いたくなかったしな。」
楓雅「そんなぁー。会いたかったのにー。」
和紗「ナァクンヨボウカ?」
楓雅「ごめんなさい。でも、普通に会って書類とか見て欲しかったし、久々にお茶飲みたかっただけなの!
だ、だから、なっくんは呼ばないでくださいお願いします。もう、あれはやだ。」
和紗「ふふふ。良かったなぁー楓雅。あれ中々体験出来ない経験だぞーw
俺ら家族にはやらないし、やろうとしないからなぁーw」
楓雅「えっ?!じゃあなんで僕されたの?!」
和紗「なっくんを軽くムカつかせたからさ」
楓雅「むかっ…?いつ…?」
和紗「お前の事だからどうせ、俺とメールはできるのに電話とかそこら辺出来ないからなっくんに頼んだんだろ?そんとき条件とか約束とかしなかったか?」
楓雅「あ…した。」
和紗「それ破ったんだろどうせ。なぁくんはそういうの好きじゃねぇから。」
楓雅「まぁ、誰でも好きじゃないよね…。
後であやまろ…。
そんなことよりさ!!!
兄上は何故一方的にメールしてきたくせに電話とかしてくれなかったんだ!!!
メールだけで100件近く送ってこれる暇あるならこっちのメールも返せるし電話も出来たじゃないか!!
それにムカついて久々に兄上のことなっくんの前で兄貴って言ったよ!!!」
和紗「だって、お前、今はなぁくんに調教というか、まぁそんな感じのされたから普通に話せるけどされる前だったらあれのまんまだったろ?こっちの話は聞かねぇのにそっちはたくさん変な事言うから、だから、嫌だったんだよ。」
楓雅「そ、そんなぁ…」しゅんっ…
和紗「でも、俺の事大好きなお前でも愛せる人が出来たんだな。おめでとう楓雅。
式とかあげる時呼べよーwいつでも行ってやる。」
楓雅「ふぇっ?!な、何言って?!?!」
和紗「何って、そこの美人の秘書さんと恋人なんだろ?
二人で話してる時俺の知り合いと同じ雰囲気?出してんだよ。普通に話してるだけなのに、お互いのことをどうしようもないくらいに愛おしく思ってるっていう感じ?みたいなの?」
楓雅「なんだよそれ!!た、確かに僕とな、奈緒きゅんはこ、恋人だけど…誰にも取られたくないくらい愛おしいけど…
で、でも!!そんな雰囲気を表に出したことなんてないし、みんなに分かられたことないのに!!!
兄上にも奈緒きゅん見せたの初めてなのに!!」
和紗「はははw
しょうがないだろーwそういう風に感じたんだからさーwでも、本当に良かったよ。
お前の目には俺以外が映ってないような目だったから。
俺と一が結婚ってなった時一を殺そうとしてた位だったしなーw
お前の視野が広くなって、お前がちゃんと愛せる人が現れて、そして、こういう仕事もまともに出来るようになって本当に良かったよ。
視野広くしてみて良かっただろ?俺よりいい人がちゃんと居たんだから。」
楓雅「僕ずっと、家から出なかったからね。
しかも、兄上が学院に教師としていた時奈緒きゅん居たけど、ちゃんと見てなかったからね。
ただの使えるし少し話ができる秘書とだけしか思ってなかった。
あん時の僕は馬鹿だなぁあ!!こんなにも可愛いし、物凄くかっこいいし、ちょっとした仕草も物凄くかっこよく見えるし、僕よりも理事長に向いてるんじゃないかってくらい仕事できるし、え、えっちの時も…そ、その物凄くかっこいいし、気遣ってくれるし、優しく…その…ふふ…
僕にはもったいないくらいいい人で愛おしい人だったのに。
って、ちょっと!!奈緒きゅん?!こ、呼吸して?!
ずっと黙ってると思ったら驚きすぎて止まってたの?!
えっ?!兄上どうしてくれんだよ!!!
兄上のせいで!!!!
やだやだ!!奈緒死なないでぇえ!!!」
和紗「えっ、俺のせいなの?追い討ちかけたのお前じゃね…?
秘書のことを褒め始めた瞬間に…」
楓雅「うるさいうるさい!!
奈緒?奈緒??ねぇなお!!」
奈緒「そんなに叫ばなくても聞こえてます。大丈夫です。
ただ、今ちょっと穴に入りたい位です。
もう、誰かに僕の事を話さないでください。
話したら、僕とはお別れです。」
楓雅「えっ?!やだ!!奈緒とお別れなんてやだ!!もう絶対話さないからお別れしないでお願いぃ…うわぁあんんん…」
奈緒「大丈夫です。もう話さないなら別れませんよ。ずっと一緒にいますからね。もう泣かないでください。よしよし」
楓雅「うぇっぐ…よがっだぁ…奈緒大好きぃ!愛してるぅ!!僕だけの奈緒ぉ…
ちゅーしたい…」
奈緒「僕も大好きです。愛してますよ。
ふふっ
良いですよ
ちゅっ」
楓雅「奈緒もっとぉ…」んちゅーっ
和紗「えっ、ちょ、おっぱじめないでよ?!
俺の事忘れてない?!ねぇ?!
やめてやめて?!
別に愛し合う事はいいけど、俺いる時にやらないでくれない?!
俺人のヤってる所なんか見て得しねぇから!!」
奈緒「はっ?!
あ、あ!す、すみません!!!」
楓雅「兄上居たんだった」
和紗「えっ、俺忘れられてたの…?!
さっきまで俺と話ししてたのに?!
早くない?!」
奈緒「すみません!!」
和紗「いいよいいよwあやまらないでw
奈緒さん。これからも、俺の弟をよろしくね。
さっきも言った通り2人が式挙げる時は俺行くから。
俺ら月城本家全員でね。」
楓雅「よろしくね兄上。」
和紗「おう。任せとけ。」
楓雅「ありがとうな。」
和紗「はいはいw
他に聞きたいこととかなんかあるか?」
楓雅「聞きたいこと。
じゃあ、ずっと気になってた事を1つ。
ずっと聞かなかったけど、良い機会だから聞こうかな。」
和紗「なんだなんだー?」
楓雅「なっくんは、兄上の本当の子供なの?」
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月城 ななせの目の色変えました。
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