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数回に分けてドク、ドクと放ったそれは、一滴も外へ零れ落ちる事なく佐々木の口に収まった。
残りも全て搾り取られるかのように吸い上げられれば再び背が反り、いよいよ格好のつかない有様になる。
「あー…やっば。マジでエロすぎだろ…はぁ。」
ゴクンと大きく喉を鳴らし、俺が掴んだせいで乱れた髪をかき上げながら呟く佐々木に、思わず金玉が縮み上がった。
…これは例えでもあるが、まぁ実際にも同じようなものだ。無論縮んだのは玉ではなく竿の方……あぁいや、これ以上はよしておこう。
熱を放出した事で通常の思考を取り戻した頭。
理性が飛び切っていないなんて全くの嘘だ。俺はどうかしていた…。
責められる筋合いが無い?いやいやいや、あるに決まっているだろうが!むしろその筋しか無い。
今、佐々木は何をしていた?
冷静さを欠いたおっさんのイチモツを咥え、あろう事か自身のそれをも反応させて、真相は闇の中であるが無駄に上手すぎるテクニックを披露し、堪え性の無いおっさんは呆気なくイき……、問題はその次だ。
「おま……っ、今飲んだのか…?」
「あー、はい。ごちそうさまでしたっ。」
「ぬううぅぅう?!!??!」
いつから出していなかった?最後にヌいたのは……ってそんな事よりも。
そんな事、でも無いのだが。
恐らくかなり濃度はあったであろう精液をこれといって嫌な顔をすることもなく、抵抗なく飲み込む奴が居るか?居ないだろう。
だって、特殊な訓練を受けたわけでもない若々しくみずみずしいつぶらな瞳の男子高校生だ。
こんなバカな話があってたまるものか。
援交でもしているのか?そんな性格か?…あぁ、性格など知るわけもないのか。何せ俺達はただ毎晩立ち寄るコンビニの店員と客という特に珍しさもない間柄なのだから。
…………その店員に、俺は何をしたんだ。
「はぁ……。」
ダメだ、考えた所で先は見えん。
今はようやくパンツを取りに行ける良い機会なのだ。考える事はやめにして、今出来る事をしよう。
足も動くようになったのだから、早くクローゼットからパンツを出して、そこに置き去りにされているズボンを履いたら次は洗面台へ行って…確か以前出張用にといくつか新しい歯ブラシを買い置きしてあったはずだ。
飲んでしまったものを吐き出せと言うのも悪いし
それならばせめて、3分とは言わず最低でも20分はよく歯磨きをしてもらおうではないか。
それが終わったら、あとは…。
「竹内さん、俺歯磨きする前にもう一つ済ませたい事あるんスよ〜。」
「…は?お前やっぱりエスパーだな。」
「あの全部口から出てましたから。」
「ぐっ……。」
またやってしまった。俺の馬鹿野郎。
佐々木の顔は、未だ猛犬のまま。可愛らしいワンコなんて言葉は似合わない。
ニヤリと片方の口角を上げ、つい先程まで俺の愚息を握っていた手が伸びる。それは無意識に股の辺りを隠していた俺の手を取り、そして。
「…んな申し訳なさそうな顔すんなら、俺にもしてくれません?」
留め具を外したくらいでは全く窮屈さを紛らせていない、グンと反った佐々木のモノへと運ばれた。
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