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それから僕は勉強をした。
復習を中心にやっていくと、英語なんか中3まで遡らないと普通に解くことができなかった。
復習をして気付いたけど、僕は文系は苦手なようだ。
英語は中3レベルがやっとだし、国語は現代文はともかく古文や漢文は呪文だ。変則活用ってなに?って感じだし、返し点を後からつけるなら読む通りに最初から書いておけばいいと思う。
やってみると楽しい、なんてことは全く無かった。
そりゃあやれば解けるようにはなる。
けど体を動かす方が楽しい。
だけど、これを続けた先に海くんが見ている景色がある。
努力を積み重ねて、結果を出している景色がある。
それを見るのが、僕の目標だ。
どうしても行き詰まったら走りに行った。
父さんや母さんはいきなり勉強を始めた僕をみて驚いていたけど、何も言わずに好きなようにさせてくれた。
夜ご飯を食べて勉強をして、ほぼ毎日走りに行くの僕のために母さんは夜食を用意してくれるようになった。
夜食を食べて勉強する。
勉強をし始めて知ったのは、走ってる時と同じで気付いたら時間が経っていること。座って問題を解いているだけなのにすごくお腹が空くこと。
動いてもいないのに、十分に疲れるということだった。
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