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海くんに勝てるはずもないから、僕もそのまま脱ぐ。
パンツはどうしよう、と思ってたら海くんが要らないと言った。
何も纏わず、海くんを抱きしめる。何度も抱きしめたことがあるのに、こんなにあったかいと思ったのは初めてだ。
こうした時、海くんは僕にしがみつくのが好きらしい。僕の上に跨って、キスを強請る。
キスをしながら乳首に触れる。
時折跳ねる体と、僕のお腹に当たる海くんのペニス。
もっと、と強請るようにどんどん硬くなっていく。
「ぁっ、触んの、だめっ」
「だめだよ、触らせて?」
「むり、唯斗触ると、すぐ出ちゃぅ……」
好きなだけ出したらいいのに、という気持ちを込めてそのまま触り続ける。海くんは鈴口が弱い、そして亀頭を回すように触られるのも弱い。竿を擦るよりも、こうした刺激を好むことに気づいた。
「やぁ、ゆい、ゆいと、それ、ぁっ、、、あんまされたら、っ、だめ」
キスをする余裕はないらしく、いやいやと僕の肩に顔を押し付けている。けど、可愛いだけだ。近くなったことでより聞こえる海くんの声。
恥ずかしいのか耐えているけど、たまに漏れる高い声に、その息遣いに、興奮する。
「も、出るっ……!」
海くんが精液を出す。全部出して、と搾り取るように竿を擦った。
「あぁ!だめ、やあっ、イった、から!も、出たからぁ」
これをされるのはとても弱いらしい。
今までの比じゃないくらい、体が跳ねる。
精液が出なくなるまで、優しく擦った。その度に聞こえた海くんの声は、強請るように甘かった。
「ぁ、、、唯斗の、勃ってる」
「海くんがすっごく可愛いから」
「…………もっと、もっと、愛して」
無意識だろう、海くんの言葉。
今の僕が伝えるには早い、「愛してる」
言わない分、キスに、そして愛撫に込めていた愛してる。
海くんが愛されていると感じてくれたなら、とても嬉しい。
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