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神ちゃんの手料理をレンチンして食べた
神ちゃんの手料理は前にも食べたことあって美味しいのは知ってる
流「ん!…美味いっ」
嶺「やろ?…美味いと思ったわ…味見してへんけど」
流「なんで作ったのに食べへんかったん?」
嶺「…食べる気失せたから?」
そう言えば神ちゃんは最近痩せて来てるなって感じていた
今だって朝食べへん神ちゃんは俺が食べているのを見ているだけや
流「少しでもええからさ…俺と一緒に飯食ってくれへん?」
嶺「は?………それもええなぁ…」
神ちゃんと話してわかったんやけど、家に居ると神ちゃんは口調が若干やけど強い
中学校の頃の反抗期の時の神ちゃんにそっくりやわ
でも、甘えて来たり…スキンシップを取りたがるところもあって…
いつ火がついてまた自傷行為をするかわからんというヒヤヒヤ感があった
昨日酷く抱いたから、体の負担は大きいはずや…さっき痛いって言ってたから痛みが引くまで自傷行為はしないんやないかって勝手に思っとる
嶺「いただきます…」
パクパクと小さい口で食べる神ちゃんの姿はリスみたいで可愛い
流「美味しいな?」
嶺「…ん」
少量のご飯を食べ終えた神ちゃんはいつも食べへんからお腹が重いらしい
チラッと見える神ちゃんの腕は昨日の切った傷が痛々しく残ってた
意外にも傷跡が少なくて…ほんまに最近の傷ばかりやった
神ちゃんはごっつ目のブレスレットを左手につけて
派手な私服に着替えていた
流「ご飯ありがとう…美味かった」
嶺「食べへんおかず食べてくれてこっちの方が感謝しとるわ…」
相変わらずつまらなそうな無表情で…何を考えているんやろって思ってまう
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