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神崎嶺side
別に隠すつもりはなかった…
流星に本当の俺がバレたところで何も変わらんからや…
流星はたぶん俺を見る目が変わっただろうが、特に俺は気にしない
何で自傷行為に及ぶのかも…自分でもわからない…ただ落ち着くからやってる
前はあんなに嫌で嫌で仕方なかったのに…
いつの間にか塗り替えられた身体…
痛みにしか反応しなくなってしまった
嶺『あ"あ"あ"ぁ"ぁ"ぁっ!!!…い"や"あ"あ"あ"ぁ"ぁ"っ!!!』
嶺「っ!…はぁ」
嫌な思い出や…
衝動的に壁を殴りたくなったけど…ここは外や…我慢…
腕を強く握りしめて耐えた
嶺「おはよう」
大「嶺おはよう!流星もおはよ!」
流「大輝おはよう」
昨日は流星に抱かれた…というよりは抱いてもらったって表現が正しいな
あの人以外に抱かれたのは初めてやった…
酒を飲んだからか、体を重ねたからか…よくわからんけど、薬を飲まずに寝たのが久しぶりで…気持ちの面で少しは軽い
久しぶりの性行為やったから、身体が変な感じやわ
体を動かすと僅かに感じる鈍い痛み
痛みを感じていると生きてる…って感じがすんねん
昨日は最高やったわ
そういえばさっき流星に言った覚えてないのは嘘…
家の玄関で記憶がなくなるとか…アホやろ
そんなわけないやん…ただのスイッチのon offなだけや
常に本当の自分は眠ってんねん…
覚醒するのは家だけや
たまに抑えきれないほど暴れたい時もあるけど、ダンスや歌で誤魔化してんねん
湧き上がる殺意を抑えつつと自分の存在価値を探すには自傷行為がピッタリやったんかもしれへんなぁ
一層の事記憶喪失にでもなればええのに…
あの頃の記憶全て消え去ればええんや
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