アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
18
-
ひとしきり笑った後
嶺は大人しくなった
嶺「もうええよ…ごめんな?…変なところ見せて…」
大「ええよ…俺に相談したらええやん…聴くことしかできひんけど、少しでも楽になるから」
嶺「楽になることは無い…悪化するだけや…」
冷たく言い返されてしまった
嶺「腹減ったやろ?…逆に食欲なくなった?」
大「…まぁ…でもせっかく作ったんやから食べるで」
嶺「…そう…、じゃあ今から盛り付けるからまってて」
嶺は肉を片付けて出来上がったシチューを盛り付けた
嶺大『いただきます』
話すことなくただご飯を食べた
そこで気になったのは嶺の左腕の手首
大「なぁ、この傷何?」
嶺「ん?…リスカ」
大「なんでなん?」
嶺「…スッキリするから」
大「体傷つけてええわけないやろ?…なんでこんなことするん」
嶺「リスカすれば自分が自分でいられんねん…」
大「そんなことせんでも…嶺は嶺やで?」
嶺「煩いわ…ほっとけや」
大「ほっとけるわけないやろ!…嶺は親友やん!大切な人なんや!傷付いているところ見たくないんや」
嶺「じゃあ、俺を抱いてくれるん?」
大「はぁ?…」
嶺「昨日わかったんや…自傷行為をする気が失せるくらい…めちゃくちゃに俺を抱いてや…そうしたらリスカもたぶんしなくなる…」
大「昨日…って……流星と何かあったん?」
嶺「流星も大輝と同じや…本当の俺を見て腰抜かして…殴って、自傷行為を止めて…
俺は昨日無理やり性行為を共有させたんや」
ま、マジで?
大「抱けば、辞めてくれるん?」
嶺「分からん…でも、たぶん辞めれると思う」
流星が俺に変な質問してきたんはこのことやったんかな…
嶺は大きな闇を抱えていて…流星はその嶺と昨日体を繋げて…
だからお泊まりするって言った俺に危機を感じたんか
でも、嶺を救うのにこの選択肢しかないんなら…やるしかないよな
大「わかった…抱く」
嶺「そうこなくっちゃ…」
食事をやめて嶺は俺に抱き付いてきた
ベッドに移動して嶺を押し倒す
嶺「優しくなんてせんでええ…酷く抱いてくれや」
大「…できる限り…そうする」
好きな人をこんな風な形で抱きたくなかったけど…
今俺ができることは一つしかないから
嶺の気が済むまで抱くしかない…
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
18 / 94