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夜神流星side
神ちゃんの家を出てから、考えてばかりや
追い込み過ぎた…
まだ踏み込むべきやなかった…
あのタイミングで神ちゃんの家を出て…
もしかしたら神ちゃんは自傷行為をしてるかもしれへん…
たぶん神ちゃんの記憶は、神ちゃんのオトンに性的虐待を受けていた事ちゃうかな…
そんな感じのことを言っていたような気がするから
大輝に連絡せな
大『もしもし?流星おはよう…どうしたん?こんな早くに』
流「大輝おはよう、ごめんな?こんな朝早くに…実は…」
昨日のことから先ほどのことまで全て大輝に言った
大『嶺、大丈夫かな…』
流「講義が始まる前にはちゃんと話すつもりや」
大『そうした方が良さそうやな』
流「おん、ごめんな?」
大『いや、俺も流星の立場やったら同じことをしてたかもしれへん…気にするな…いつかは聞かなあかん事やったんやから』
流「おん……俺は神ちゃんを救いたい…」
大『俺もや…たぶん嶺のこと望も知ったらそういうと思うで』
流「そうやな…望にも言わなあかんよな…今日話しておくべきやな」
大『そうやな…じゃあ、また教室でな?』
流「おん」
電話を切り、いつまでも自己嫌悪に陥ってる場合やないと自分に喝を入れ、大学に行く準備をした
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