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流「はよーっす」
流星が来た
昨日の態度…謝らなあかんよな…
望「お、流星おはよ」
流「なぁ、昨日神ちゃんどうやった?」
望「ん、取り乱しはしたけど…まぁ大丈夫やった…ただ、もしかしたら1人で眠る事はさせへん方がええかもな…」
流「寝られへんから?」
望「たぶん、薬で眠ることも、一歩間違えたら自殺行為になるから…なるべく誰かと寝た方が良さそうやわ」
流「そっか…でも、俺嫌われてしもうたから」
望「何言ってんねん、流星は嫌われてへんで?
ただ神ちゃんもパニックになって自分が保てなくなったから距離を置いただけやと思うから
早めに仲直りしときや?」
流「…わかった」
のんちゃんと話してる流星を見ると不安になる
またあんな態度をとって、嫌われてしまうんやないかとか、俺から離れてしまうんやないかとか
でも、その時はその時でまた1人になるんやろうなとか
諦めてるところもある
別にそれでもええかなぁとか、どうせ変わりはしないという冷めた考えもある
俺は何がしたいんやろう
望「神ちゃん?…流星呼んでるで?」
嶺「え?…あ、おん」
のんちゃんに言われたまま流星を見ると不安げにこちらを見て居て、それでもぎごちない笑顔を向けて居た
嶺「何?」
あ…冷めた声が出てもうた
流「…この前はホンマにごめん、ただ俺の気持ち伝わって欲しかったんや…神ちゃんの気持ちも考えずに言いすぎた」
嶺「…別に怒ってなんかない…俺も、無視してごめん」
流「ええよ、でも嫌われてないみたいでよかったわ」
嶺「俺の方が嫌われたかと思った…」
流「神ちゃんを嫌うわけないやんっ…」
そっか…嫌われてなかったんや…
望「よかったやん神ちゃん」
嶺「…おん」
大「みんなおはよ!」
大輝や
大輝が来たから教室へ移動した
みんな揃ったからか空気が軽くなって居心地がいい
あの記憶が忘れられる唯一の時間や
この人たちには…打ち明けてもええんかもしれへん
そろそろ楽になってもええかな
なぁ、オトン…
もうええよな?
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