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過呼吸を起こしてしまった神ちゃんを自分の方に引き寄せる
望「ごめん、追い込みすぎた…」
ただわかってほしい…
俺らは神ちゃんにまた心から笑って居てほしいねん
望「俺に呼吸合わせてな?…スゥ…ハァ…スゥ…ハァ」
嶺「ハァッ…ハァッ…スッ…ハァッ、スッ…ハァッ」
震える体を強く抱き締めて頭を撫で続けた
落ち着いた神ちゃんは疲れたんかウトウトしてた
そんな神ちゃんのほっぺにふにっとキスをしてベッドに横にさせた
望「ごめんな?…意地悪してもうて」
眠る神ちゃんを見てからキッチンを勝手に借りてご飯を作った
起きたら食べてほしいなぁ
全く食べへんから徐々に痩せてきている神ちゃんがほんまに心配や
作り終わってベッドに戻ってみるとシーツにくるまっている神ちゃんを見つけた
起きたんかな?
望「神ちゃん…起きたん?」
嶺「…」
望「ごめん、さっきは意地悪言うて、でもあれは本当の気持ちやから言うたんやで?」
嶺「わかってる…俺も正論言われたから…つい逆ギレしてもうたんや…ごめん」
布団を剥がして神ちゃんを抱きしめる
望「ご飯作ったから、一緒に食べよ?」
嶺「おん」
こう言う素直なところも大好きや
少食やから少量でも栄養満点のものをと思って作って見た
案の定あまり食べてくれへんかったけど、食べたことに満足や
その後は過去のことに触れんとずっとスキンシップをしてた
お風呂も一緒に入って、ベッドでは神ちゃんがひっつき虫になるからずっと抱き締めて眠った
少なからず自傷行為は減ってきてるし、口で言うようになったから大きな進歩なんちゃうかな?
同い年やけど、年下みたいやわ
大切な人…
ただそれだけや
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