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俺ら家族プラス友達で家の中はこれ以上にないってぐらい大人数になった
嶺「今から話すことは、全部事実や…その後俺のことどう思おうが好きにしてええから…
ちなみに大輝たちは全員知っとるから」
と前置きをして
オトンの事を話した
途中辛くなって、言葉に詰まったりもしたが、ちゃんと説明した
その後今も悩んでる事を打ち明けた
オカンは信じられない顔で…今にも泣きそうな顔をしてた
お兄は悔しそうに歯を食いしばって
お姉は泣いてた
妹2人も泣いてた
当の俺は気分が悪なってシンドイ
それをのんちゃんたちが背中をさすってくれた
嶺「ほんまは言うか言わないかずっと悩んでて、
でも過去に囚われてる自分が嫌で…
みんなが背中を押してくれたから今日実家に帰って言おうと思ってん」
母「そう…やったんか」
嶺「ごめんなさいっ、俺のせいでオトンを殺してしまって」
最後にそう謝った
姉「嶺は悪ないやんっ…
何でそんなに自分を追い込むんっ?
何で助けを求めんかったの?」
兄「俺らが居ったやろ?…
何も知らんで俺は実家に帰ってたんか…」
母「ごめんな?辛い思い1人で背負わせて…
家族を守るために…
私な?あの人の事好きやったけど…
ホンマは一回離婚を本気で考えてたんや…
酒癖悪くてほぼDVみたいな時あったやろ?
それに悩んでて…でも急にそれが無くなったから私の気持ちが伝わったんやと思ってたんや…
でも、全部嶺が守ってくれてたなんて知らずに私は…オカン失格やな?」
嶺「そんな事ない…
俺が相談できひんかったのが悪いんや…
でも、俺が耐えれば家族は幸せやと思ってたから…」
母「アホやな?…そこまでして作られた幸せはホンマもんの幸せやないで?
それなのに、必死に家族を守ろうとしてくれて…ホンマにありがとう
皆さんも…嶺のこと支えてくれてありがとう…これからもよろしくお願いします」
大「いえいえ、いつも支えられてるのは僕たちなんです…それに最近なんです…嶺が苦しんでいたことを知ったのは…」
流「俺たちもこんなに苦しんでるのに気付いてあげられなかった…
だから今できる事をしてます、みんな笑顔でい羅れるように」
嶺「俺は、同情とか、攻めるつもりで話したわけやない…
自分自身が過去とケリをつけるためや…やから、これまで通りに接して欲しいんや」
母「もちろんや」
嶺「それだけ…」
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