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全部話して、オトンとの過去をわかってくれた
気持ちが少しだけ楽になった
本当はもっと攻められると思ってたから
何で逃げたん?とか…お前が居らんかったら…とか言われる覚悟やったから
嶺「俺、そろそろ帰るわ」
母「え?泊まって行かんの?」
嶺「おん…そもそも、この話をするだけのつもりやったし、みんなで帰るわ」
母「そっか…またいつでも帰っておいでや」
嶺「ありがとう…バイバイ」
「「お邪魔しました」」
望「神ちゃんっ!よう頑張った!」
ボロボロに泣いてるのんちゃんに抱きしめられる
流「お前泣きすぎや」
望「やって~泣」
大「少しは軽なったんやない?」
神「だいぶ軽なった…みんなのおかげや」
流「こんなの当たり前のことやろ?」
大「それより、この後どうする?嶺、車で来たんやろ?
俺らも車で来たんや…夜やし、ホテル行こか」
高速に乗って…行けるところまで行ってから近くのラブホテルに泊まった
大「ホンマよう頑張ったな?」
そう言って抱きしめてくれた
神「おんっ…辛かった…」
涙が自然と溢れて視界がぼやける
流「神ちゃんはみんなに愛されてるんやで?…1人やないからな?」
嶺「おんっ」
流星は涙を拭ってくれて頭を撫でてくれる
みんな大好きや
オトンが死んだ事でどこか喪失感がずっとあった
でも今はもう無い
みんなのおかげや
ベッドに4人仲良く川の字で一緒に寝てくれた
薬も体をつなぐこともなしにぐっすり眠れた
寝るのが怖いなんてこともなかった
朝になって大輝に優しく起こされる
今日は連休の中日や
大「まだ寝とる?…それとも起きる?」
嶺「起きるけど、もう少し横になりたい」
大「なら俺もそうするわ」
望「神ちゃん起きたん?…おはよ」
嶺「おはよ…のんちゃん」
望「ふ、寝起きの顔めっちゃかわええな?」
頬をするりと撫でたのんちゃん
望「ん?…少し熱ない?」
大「あ、やっぱり?」
嶺「?」
大「さっき起こした時なんか熱いなぁって思ってん」
望「疲れた?」
嶺「少し…でも今は怠くないで?」
大「熱測ろな?」
嶺「鳴った」
望「38.5℃」
大「いや普通に熱あるやん」
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