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そういえば、流星が一番はじめに俺の事気付いてくれたんや
あの時はまぁ酷かったな?
今は自傷行為なんてしなくなった
したいという気持ちも薄れた
ただどうしようもなく寂しい気持ちと自分の存在する意味がわからんくなる時に人に頼りたくなる
自分は傷つけへんくなった代わりに周りを傷つけてたのかも
流星を見つめてそう思う
流「どうした?…眠れへんの?」
嶺「流星は居なくなったりせんよな?…みんなは俺を1人にせんよな?」
流「当たり前や…神ちゃんを1人になんかせんよ」
ぎゅーっと抱きしめてもらったら心が温かくなってそのまま眠った
眠ってる時もずっと流星の温もりを感じて安心した
…
流「神ちゃんー?汗すごいから体拭くで?一回起きよな?」
流星に起こされぼーっとする中、服を脱がされる
体を拭かれサッパリした
流「最近ちゃんと食べてへんかったやろ?また痩せてる」
まだ体は熱いけど…もうすっかり良くなったわ
流星をじぃーっと見つめると目が合った
流「ん?どないした?あ、喉乾いた?水とってくる」
水を渡されても頭がぼーっとしてペットボトルをチャプチャプと揺らすだけやった
流「水飲まへんの?でもあんなに汗かいたから飲まへんと脱水起こすで?」
ペットボトルを取られ、流星は口に水を含ませると口移ししてきた
嶺「んぅ、んく、んく…はぁ」
流「やっぱり熱いな?…もっと水飲む?」
嶺「ん」
何度も何度も口移しで水を飲んでいると気付けば深くキスをして居た
口が離れると銀の糸で繋がってそれがやけに色っぽかった
流「神ちゃん…ゴメンな?体辛いのわかってるんやけど…神ちゃんがエロくてキス止まらんかった」
ぼーっとする頭で流星を見つめてると
流「その顔はあかん////…理性が効かんくなる」
またぎゅうーっと抱きしめられた
今なら…きっと俺の気持ちを伝えることができると思う
熱の勢いもあるけど、きっと素直にありがとうって言える
嶺「流星にはたくさん八つ当たりしてもうてゴメンな?…流星が気付いてくれたから俺…過去とケリつけられた」
流「…ええねん…きっとたまたま俺が気づくのが早かっただけでみんなも同じことしてた思うから」
嶺「もう、自傷行為も薬もせんでも大丈夫…みんながおるから」
流「おん」
だから…俺を1人にせんで
みんながおらんと俺不安やねん
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