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目を覚ますと、隣に大輝が眠ってる
俺を抱きしめながら…
昨日…俺は…
大「んん……ふぁあっ…おはよう、神ちゃん」
隣で目を覚ました大輝は大きなあくびをすると俺を見てどこか安心したような顔で笑ってる
嶺「ん、」
おはようと返すのが何故か恥ずかしい?というか、何というか…で、素っ気なく返した
寝返りをして大輝に背中を向けると大輝がぴったりとくっついて抱きしめられる
1人でもええなんて言うたけど…
やっぱり側に誰かおると安心するもんやな
それでも、好きとか、愛してるとか…よくわからん…
昨日抱かれていてずっと「好き」と言われて、大輝の思いは痛いほど伝わって来た
でも、どう返したらええかわからん…
いろいろ考えると、俺はやっぱり可哀想な奴ってことには変わりはなくて
心がスッと冷めていくのがわかった
大「なぁ嶺…今日休みやし、バイトもないやろ?」
嶺「…」
大「なぁって」
嶺「…そやけど」
大「こっち見てや」
嶺「嫌や…無理やり襲ってくるやつとは顔合わせたくない」
大「そんなこと言わんでや…嶺だって感じてたくせに」
そりゃあ…最近までほぼ毎日、体を繋げて来たんやからみんなには体の事全部知られてしまってるわけで…
触れられて感じないわけがない
嶺「ホンマにうざい」
わざと冷たくそう言って大輝を傷付けて1人になろうと試みるけど
大「そっかぁ…」
と少し傷ついたような声で、それでもぎゅっと抱きしめてくれた
大「俺は嶺のこと好きやけどなぁ?」
って、俺の考えてること全部わかってるようで
固く握っていた拳に大輝の手が伸びてそれをほぐすように指の間に手を入れて来た
優しく掌を親指で撫でられ擽ったい
首に顔を埋めて来て首と耳たぶを甘噛みされた
嶺「んっ、」
大「なぁ、こっち見てや」
甘い声で俺の耳元で囁く
大輝のせいで耳が敏感になってもうた
仕方なく顔だけ向くと、大輝は愛おしそうにこちらを見て笑ながら唇を塞いだ
嶺「んぅ…」
いつの間にか大輝は俺の上に馬乗りになっていて
手首を固定されていた
大「なぁ、今日…俺も休みやねん」
嶺「それで?」
大「抱いてもええか?」
嶺「昨日シたやん」
大「俺がどのくらい嶺が好きか知ってもらわなあかんやろ?」
顔が近づきまた唇を塞いで来て、徐々に深くなっていく
ヤバイ…
堕ちる
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