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〜晴也side〜
電話をしている時ずっと南を見ていた。
最初は緊張していたようだったけど急にほっとしていて少し違和感を感じた。
なのにまた急に緊張した顔になっていたから訳が分からない。
電話ボックスから出たら南は俺の腰に抱きついてきたのでとりあえず頭を撫でたら、嬉しそうに顔がにやけてるからこっちまでにやけてくる。
やはりというかなんというか、南は許可を得たらしく嬉しそうだ。
家には二人分の食器やら椅子があるから買わなくていいだろう。
あ、でも
「なぁ南、寝る時やっぱ別々の方がいい?
何だったら今からベッド買いに行くけど」
「え、うんん!僕ハルと一緒に寝たい…」
「そか、んじゃ買わなくていいな」
そんな否定されるとは思わなくて驚いたってのもあるけどそれよりも嬉しいっていう気持ちの方が大きかった。
今はオレンジ色の日が差し込んでいる時間帯なので服は明日買うことにしよう。
今日は俺にとって小さい服を着てもらう、そう思ってた俺が馬鹿だった。
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