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ヤバいやつ2
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「っはぁ、はぁ、は、」
「すごい出たね…気持ちよかった?」
「うっ...うっせえよ!」
我慢して出したからか、精液が胸の方まで飛んでしまっている。
羞恥心と脱力感でいっぱいいっぱいな俺に男は笑うと、
「まだまだここからだから、頑張ってね」
と言ってのけた。
「え、」
その意味が分かる前に、身体がまた反転する。
「え、な、なにっ」
四つん這いにさせられ、腰だけ持ち上げられる。
「なに、って、気持ちよくなるんだよ」
「え、ひっ」
ズ、と男の長い指が後孔に入ってきた。
「いっ、や、ああっ」
俺の出した精液のせいか、その指は抵抗感なく入っていく。
「あ、やだ、抜けよっ」
「力抜くの上手いねえ…器用なの?」
普段の使い方とは全く逆の行為に、ゾワゾワとした不快感が背中をかける。
「ううぅ、ぅあ!...っ急に抜くなぁっ」
突然埋まっていた指が抜け、排泄感に似たものに襲われる。
「注文が多いねえ、君は」
「ああぁっ!」
ぬ、と再び突き入れられ、背中を反らす。
「まだ指一本なんだけど。大丈夫かなあ?」
グリグリと壁を擦られ、震える。
「ん、っ、やあっ」
「お、ここかなあ」
聞いた事がある。前立腺ってやつだ。
「ひぅっ、やっ、あっ」
「はいはい、気持ちいいねえ」
グリグリと遠慮なく気持ちいいところをついてくる指に、喘ぐことしかできない。
「あぅう、んっ、やめっ、ああっ」
グチグチ音を立てるソコに、恥ずかしさで泣きそうになった。
「気持ちいいの好きなんだね…ほら、三本目入っちゃうよ?」
耳元で優しく囁く声に、喉が上下した。
「っやめろよっ!てめっ」
何が入っちゃうよだ!離せよいい加減っ!
「ぅぅぁあっ」
ゆっくりと、でも確実に入っていく指。
「ビクビクってしてるねえ、ね、入っちゃったよ、ほら」
「っやああっ!ひろ、げんな!」
バラバラと別々に指が暴れ、濡れた音が部屋に響いた。
グチグチ、ぬぽぬぽと自分の尻から響く音は、とてもじゃないが聞いてられない。
「も、離せっ!」
後孔を弄り遊ぶ男を振り返って噛み付くように言うと、
「あ、そう?」
「あぁっ...」
呆気なく指は抜けていった。
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