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発熱
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俺は今、何をしてるんだろう。
「はあー...よかったあ、嬉しいな」
思わず了解しちゃったよね…?
「冬夜、好きだよ」
無理やりヤられたのに!?
っまあ、気持ちよかったけど!?
「離せ...」
「だーめ」
さっきまでの反省はどこへ!?
ギューッと抱きしめられ、頭を撫でられる。
「っ!?」
「あ、また勃ってる」
「さっ、触んなっ」
「はーい」
腕の中で藻掻くが、一向に離してくれる気配がない。
顔が熱いのは、密着されて暑苦しいからだ。
「...」
ふわ、とまたいい匂いがして、岬圭一の胸にそっと顔を埋める。
「...匂い、好きなの?」
「別に。安心するだけ」
多分匂いのせい。
瞼が重くなるのは、そのせい。
「違う...ちがう、」
「はいはい」
俺は眠気に負けて、目を閉じた。
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