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お昼寝2
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岬side
「お前が放課後はここで寝ろって言うから」
驚いていた俺を見て、少し照れながら言う冬夜。
可愛い...。
「彼氏だしね」
「はぁっ?俺は認めてないからな!」
そう。多分冬夜は。
「だよね。気持ちよくなっちゃって、訳わかんなくなっちゃって適当に答えただけだもんね」
にこにこしながら冬夜に近づくと、真っ赤になりながら睨まれる。
「んなわけねぇだろ!...っ俺は寝るっ」
あー、...逃げられた。
冬夜は隣のベットに潜り込んで、こちらの様子を伺っている。
...昨日も思ったけど、布団の中でモゾモゾとしてる姿が可愛いすぎる。
本人がそれに気づかないところがもっと可愛い。
「冬夜くーん」
試しに声をかけると、もっこりした布団がビクンと震えた。
面白いな…。
「っふふ、」
「なんだよ」
「ううん、なんでもない」
俺の笑い声に頭を出して怪訝な顔をする冬夜に、笑って返す。
「寝ていいよ。七時になったら起こしてあげる」
「ふん、忘れんなよ」
冬夜は不機嫌そうに鼻を鳴らして、カーテンを思いっきり乱暴に閉めた。
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