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BBQ1
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椿side
少しだけ優介のドボンを期待したけど、そんなことは無く。
俺達は十二時に広場に戻り、BBQ会場に向かっている。
森公園から少し歩いたところにキャンプ場があり、その場所を借りてやるらしい。
「お腹空いたわー」
「うん、バーベキュー楽しみ」
冬夜と優介のワクワクした顔に、俺も楽しみになってきた。
歩くこと五分、開けた場所に出た。
「じゃあだいたいワンセット五人くらいで組んでな」
俺のクラスの担任、蒔田先生が説明を始める。
「あと二人だ!...誰入れる?」
「...どうするんだ?」
二人は誰を入れるか決めていないようだ。
「じゃあ、俺のクラスメイト入れていい?」
ちょうど俺の近くにいた二人に声をかける。
「真人、心!」
柏木真人、渡辺心。
この二人は、いつも俺のクラスで仲のいいやつだ。
「一緒に飯食おうぜ」
「はいはい」
「いいよっ」
冬夜達にも紹介しないと。
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