アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
15
-
夕雨side
なんだよ…俺がおかしいのか?
雅日の事を考えると胸がズキズキする。
病気か?
俺の下で乱れる雅日はとっても可愛かった。
高すぎず低過ぎない丁度いい声。
先程の行為を思い出し、下半身が熱くなってきた。
「ヌかねーーよ、ばーーーか。」
誰もいない部屋に1人で言葉を発するのはなんて寂しい行動なのだろうか。
高校二年生になってまで寂しいとか感じたくなかった。
でも、さっきまで雅日が俺の部屋にいたとおもうとすごく寂しくなり、早く会いたくなってきた。
連絡先知らないし…明日聞こ…
………まず明日俺の所に来るのか?
苦手だ。って言われたし…
来ないかも。なんて考えると何もしたくなくなった。
勉強も運動も出来るけど。
言葉を素直に伝えるのは苦手だ。
伝えられるのも苦手だ。
だから俺は素直な雅日が羨ましいと共に少し苦手なのかもしれない。
雅日はあんな性格だから色んな人に好かれて、告白もされてるんだろうな。
彼女いるんだろ…どうせ…
「彼女いるならホイホイ着いてくるんじゃねーよ。連れ込んだのは俺だけど…」
彼女がいる。確信ではないが何故か納得はできた。
言葉にすると余計に胸がズキズキして涙が出てきた。
「泣いてんじゃねーよ。だっさ…」
何も返ってこないのが余計に寂しくて
早く明日になってくれ。と思いながら眠りについた
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
15 / 144