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雅日side
「放課後、俺の家においで」
耳元で低い声で囁かれ、ゾクゾクした。
放課後なんて待てない…
早く挿れて欲しい…
でも、我慢。
神谷にしてもらいたいからオナニーもしない…
グロ画像とか調べて何とか抑えた。
二限が始まる直前に教室に入ると
「おー!雅日遅刻じゃん!」
「雅日ー!昨日のさー。」
全ての会話に笑顔で返さなければいけない。
そうでないと嫌われてしまうから。
作り笑顔なんて疲れた…早く神谷と話したい…
神谷になら自分を偽らなくていい。唯一の存在だから…友達として好きだし…
二限が始まり、神谷の、席を見ても神谷が居ないから少し寂しく感じた。
この前から神谷に対して寂しい。とか悲しいとか…俺なんかおかしい…
神谷の事を考えていると後ろから小さなノートの切れ端が送られてきた。
『いい加減、恋って認めたら?』
送ってきた人は春樹だった。
『まともに恋をした事ないからわかんない…
友達としては好き。っていうのは自覚したよ。』
『でも、その友達として好き。って人と居るとドキドキしたりズキズキしたりするんでしょ?
雅日って友達とかに嫉妬する?』
友達に嫉妬なんかするか…
あ、でも神谷…
彼女いる。って思ったら泣いちゃったし…
さっきも女の人の匂いついてて嫌だった…
『友達にはしないけど…
他の人と話しててでもさっき嫌だな。と思った。』
『それは恋です。いい加減認めましょう。』
なんだよ恋って…
恋なんか辛いだけじゃん…
それに相手が神谷なんて…
彼女いるんだし叶うわけないじゃん…
神谷…早く会いたい…
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