アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
28
-
行為が終わり、2人で風呂に入った。
後処理をしてあげている時も甘い声がでていて我慢するのが辛かった。
ふと、雅日が
「なんでこんな広い家に1人なの?」
そう思うのも無理ないだろう。
一人暮らしをする理由は色々あった。
1番は落ち着いて1人になれる場所が欲しかった。
ほかの理由を言うときっと雅日は離れていってしまう…
雅日にだけは傍にいて欲しい。
人に興味がなく、転校やら卒業やらどうでもよかった俺がなんでこんなにも雅日に執着するんだろう。
「実家は関西の方だから。
前から関東に住みたいって思ってたし偏差値的にもここがちょうど良かった。それに1人になりたかったから」
関東に住みたいなんて思ったことは無かった。でもそう言っておいた方が説得力があると思った。
もしも俺の事を雅日に話す時が来たら話そう。
「関西なの!?じゃあ関西弁とか話せるの?」
キラキラした目でこちらを見ていて子供みたいでとても可愛い。
「話せるけど…今は頑張って標準語にしてる。たまにイントネーション違ったら教えて。」
「わかった!その時は笑ってあげる!!」
人にこんな事を話したのは初めてだし、雅日の言う〝 その時〟が来るのが楽しみで仕方ない。
それより、行為中に雅日が好きって言ったのがずっと気になっていた。
「あのさ、好き。ってなんのこと?」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
28 / 144