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俺が喋り終わる間も無く紅河の顔が目の前にあると思えば、俺の口を勢いよく塞いでいた。
ヌメッとした長い舌が口内いっぱいを掻き回され、口の端からこぼれ落ちる涎がもうどちらのものなのかが分からず、ただただ口内を犯され続けられた。
息が出来ずに苦しく、そんな俺の状態に気がついたのか一瞬離れたがまた口を塞がれ、紅河は完全に興奮し理性なんてどこにも残っていない状態だった。
「ん・・・・こう、あっ・・・・んんっ」
ピチャピチャと耳を犯す音がはっきりと聞こえ、自分の体も徐々に体温が増してることを感じて、俺は必死に紅河にしがみつき、その激しい口づけに答えた。
以前襲われた時にキスされた時は気持ち悪くて嫌でしょうがなかったその行為が、今は気持ち良くて堪らない。
「紅河」
そうはっきりと名前を呼んだ瞬間、紅河は理性を取り戻したようで俺の肩を力いっぱいに押し、引き離した。
「俺はっっ!!ああはなりたくないだっ!!!」
そう叫ぶ紅河に俺は大丈夫と声をかけたが、紅河の目は怒りで燃えていて俺を否定した。
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