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「そうなんだ!!そこが不思議でしょうがなかったんだよ!!それに幼い明君から甘い匂いがしていたと話す紅河。それも不思議でしょうがなかったんだけどね・・・・ここからは仮定で話す。明君と紅河はもしかしたら最高のパートナーなのかも知れない。唯一無二の存在なんではないかな?運命の番・・・・と言えばしっくりくるのかな?他の誰でもない、明君と紅河の本能が引き寄せあった・・・・だから紅河は幼い明君の匂いを嗅ぐことが出来た。その匂いを嗅ぎながら育った紅河だけには少しの耐性がついて普段は何も変わらない日常生活を過ごすことが出来ていたが、明君が襲われてからそのバランスが完全に崩れ、明君を襲った・・・・かな?」
正解かな?とウインクをしながら話されたが、「はい、正解です」なんて俺の口から言えるわけもなく、ただただ口を中途半端に開け広げ呆然とすることしか出来ずにいた。
運命だとか番だとか言われても何もピンとこない現状。
だけど、その話が本当だとすれば俺は遅かれ早かれ紅河とこうなってしまっていたと言うことに、不思議にも嫌だと言う気持ちにはなれなかった。
むしろ紅河とずっと一緒に入れるということが嬉しくもあり、自然と頬が緩み笑みがこぼれた。
「ん?どうして笑うのかな?・・・・まさか、明君は紅河とこうなることが嬉しい・・・・のかい?」
「え・・・・?」
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