ノンケの大学生、花島瑛太の通う大学には
1つ上に容姿端麗で有名な、密田唯という男がいた。


"密田唯はゲイらしい"


という噂を聞いた瑛太は、
密田唯と同じサークルに入り、密田唯を観察する。
しかし一向にゲイを思わせるような行動をしない密田。

そして、ずっと気になっていた噂も、
いつの間にか頭から消えていたある日のこと。


「終電無くなっちゃって。

君の家、ここから近いよね？泊めてよ」


だんだんと暴かれる密田唯の本性。

病的で歪な恋が、始まろうとしていた。