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朝ごはんを昇兄と一緒に食べて、一緒に学校に行った。
今日は朝、早かったからほとんど人通りが無くて行きやすかった。学校に行くようになってから、更に昇兄の心遣いとかが分かるようになった
いや、ほんとは俺が昇兄を無視って言うか避けてたから細かいことに気付かなかっただけで色々してくれてたのかも……
誰よりも俺を優先して、自分のことは二の次。
たまに、そんな昇兄を心配したりもするけど、やっぱり嬉しい
「…ゅ………う…りゅう、竜!聞いてる?」
「え?ごめん聞いてなかった」
「も~!ま、いいけどさ、どうかした?」
「ん~ん、何もない」
「本当?」
「うん」
「それならいいけど、何かあったらすぐに言ってね」
「分かってるよ」
「そっか!」
保健室
「ねぇ、竜。兄ちゃん学長の所に行かないといけないんだけど、待っておける?多分そろそろ授業に出ろ!みたいな事を言われるから、一人の時間多くなるよ?」
「えっ!あ、うん。大丈夫…だよ?」
「ほんとに?休み時間は全部来るけど……」
「ん、大丈夫」
「ん、ありがと、じゃあ行ってくるね」
「昇兄、ちょっと待って……!」
「ぐっ!どっどうした?やっぱり行かない方が…」
「行ってもいいけど、ぎゅってして?」
「ん、よしよし、なるべく早く戻ってくるな」
「あ、あと…………」
「ほ、ホントにして良いのか?」
「う、うん」
「ん、………………」
「じゃあ、行ってくるな!いいこにしてろよ!」
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