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疲れた後の癒し mrkty
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モリ君と課長の職業捏造してます
同棲してます
二人は職場別です
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side モリ君
「ふあああ………よし、終わりやな」
やっと今日の分の仕事を終えた。
辺りはすっかり暗くなっていた。
「ったくあのクソ課長め…何やねん最後の最後に文句言いおってマジで殺すぞ…」
あ、ここで言っとる課長はヒラノじゃないほうの課長やで。
今の職場の上司なんやけどマジでクソ野郎やから絶対にいつか仕返ししたる。今度あのクソのデスクに蜘蛛でも入れておくか。
「とにかく、今は早う帰らんと…」
デスクの上に出していた私物を鞄に詰め込み、急いで会社を出る。
俺がこんなにも急いでいるのには理由があった。
「絶対にあの人、まだ起きとるやろ…」
そう、ヒラノ課長だ。
課長は俺よりも早く帰ってくることが多いため、いつも夕食を用意したりしてくれる。
そして俺が帰ってきたときに「おかえり!モリ君!」と笑顔で出迎えてくれるのだ。
しかし、今日のように残業で帰るのがだいぶ遅くなるときもある。
前にそうなったときはLINEで「先に飯食って寝てていいですよ」と伝えたのだが、
いざ家に帰ると、とろーんとした、眠たそうな目で「おかえり!」と満面の笑みで出迎えてくれた。
さすがにそれは申し訳ない。
しかしクソのような上司が仕事を押しつけてくるときは帰るのがかなり遅くなってしまう。
あの人は俺に「おかえり」と言うまで絶対に寝ようとしない。
「おし、ここからやと…あと10分以内には着くな。」
急いで帰らなければ。
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ガチャッ
「ただいまー」
あれ?おかしいな
いつもやったら俺がただいまと言う前にリビングからダッシュでかけてきて「モリ君!おかえり!!」と言うのだが。
「ヒラノさーん?」
呼んでも返事ないな…
今日飲みに行くとも言っとらんかったし…
首をかしげながらリビングに行くと
課長「………すー、すー、」
課長がにこにこしながら眠っていた。
まあ今日はかなり遅いほうだったし仕方ない。
「でもなあ…これはあかんて」
俺の目の前で眠りこけている課長は
お気に入りのムーミンとペンギンのぬいぐるみを抱きしめながら眠っている。
…………可愛い。
課長「んう……?」
あ、起こしてしもたかな?
課長「…………ふふふ、もりくん…」
あ、寝言か。
てかどんな夢見とるんや。
俺の名前言いながらヘラっと笑いやがって。
「間の抜けた顔しとるなぁ…」
とりあえずベッドに運ぼう。
ソファーで寝っぱなしだと風邪ひいてまう。
俺は課長をベッドに寝かし(ついでにぬいぐるみも置いといた)、布団をかけた。
「おかげで、疲れ吹っ飛びましたわ。」
「……ありがとうな。」
ちゅっ
「おやすみ、ヒラノさん。」
俺は課長の頬にキスをし、風呂に入る準備をしに風呂場へ向かった。
そのとき、課長の頬が真っ赤に染まっていたのは知るよしもない。
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おまけ
クソ課長「おいモリ!ここどうなっとるんや!」
モリ君「はあ…そこは昨日訂正したんですけど(ふざけんなこのクソ野郎)」
クソ課長「とにかく!ここ訂正するまで帰さへんで!あとここもな!」
モリ君「……うす(タヒね)」
クソ課長「まったく最近の若い者はこんな仕事もまともに出来んのか…ってキャアアアアアアアアアア!?!?」
モリ君「あ。」
クソ課長「なっ!?何で俺のデスクの中に蜘蛛がおんねん!?ちょ、モリ君取って!?早う!?」
モリ君「えーーーでもぉーーー(wwwwwwwww)」
クソ課長「なあ、お願いやから早く!!」
モリ君「あ、はい。取りますけど、この書類このまま提出してもええですか?」
クソ課長「ええ、ええから早く!!!」
モリ君「はい。(m9(^Д^)プギャー)」
なんだかんだできっちりと上司のデスクに蜘蛛入れておいたモリ君でした。
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漫画のタイトルとかに「課長」って入ってると絶対に反応する女、青月です。
部下攻め上司受けイイワァ…
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