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東京サマーセッション 3
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side フジ
今日は課長と一緒にお祭りに来ている。
射的したり、ヨーヨー釣りしたりして…
すごく楽しい!
今はたこ焼きを食べるためにベンチに座っている。
課長「ん~!このたこ焼きめっちゃ美味いで!フジも食うてみ!」
「ほんと?……うん、おいしい!」
課長「せやろ?」
「うん! でも、やっぱりソースとかがかかってるから喉乾いちゃうね」
後で何か飲み物買おうかな、と考えていると
課長「ああ、飲み物ならあるで。ほら、これ飲んでええよ」
課長がさしだしてきたのは、缶ビール。
やっぱり課長は買ってたかーと思いながら受け取った。
…………待てよ?
この缶ビール、もう開いてるよね……。
ってことは、課長はもう飲んでる。
……これって…間接キスってやつになるの!?
やばい
意識したらめっちゃ恥ずかしくなってきた…
課長「…フジ、もしかして意識しとる?」
課長が怪しげな笑みを浮かべて聞いてきた
わかってるくせに…課長のいじわる…//
「……意識した」
課長「そーかそーか!なら良かったわ」
「もー…//」
課長のせいで恥ずかしくて
ビールは飲めるわけがなくて
喉は乾いたままだった
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