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入学式前日
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…いよいよ明日か…
「入学式に必要なのは…生徒手帳、財布、ハンカチ、ティッシュ、スタンガン、警棒、筆記用具、カバン、上履き、使い捨てカメラ…催涙スプレー…」
御「おい…なんか危険物混ざってないか?」
人が明日の準備のための確認をしていると健吾が聞いてきた…
「明日は何があるかわからない…少なくとも驚異が2つ有るしな…」
うん…楽しみにしたくないのとか、会いたくない奴とか…
御「まぁ…多分しばらくは大丈夫だろ…体育館で演説やら色々の最中とかは…」
……いや、
「体育館内でも危険はあるだろ…しかも2つとも壇上に上がる可能性高いし名指しで呼ばれたらシャレにならない…」
……うん……
御「…まぁ確かに…可能性はあるけどよ~」
0でないなら……余計に警戒しなくてはいけない…特に…プク会長
「備えあれば憂いなしだ!?」
御「……完全に入学式というより戦いに行く準備だ…っておい、それ…それはダメだろ!?」
と…ガスで発射するエアガンを手にしてると…指摘された…
「本物じゃないよ?多少改造してるけど…BB弾じゃなく鉛弾を発射可能だけど…」
御「充分ヤバいよ…」
……いちいちスライドさせないとダメなのがいたいけど…良いじゃん…本物のデサートイーグルじゃないんだし…本物だったら…撃つと…俺が…ぶっ飛んでしまう…だろうし…
「大丈夫大丈夫…大抵…ライターですって誤魔化せるし…」
御「……優也…歴代最速で停学になりそうだな…」
ん?まぁ確かに…こんな武装して…先に手を出したらな…でも、
「正当防衛さ…俺の身長vsまわりの野郎共…この時点で成立だ…」
…
御「体格差は確かに……」
「それに…ペトロドキシン鰒会長は親衛隊持ち、強姦未遂野郎はファン持ちだ…数では向こうが上だ…」
……うん…数で押しきられると…完全に不利
御「ペトロ…と強姦未遂て…は?強姦未遂?」
「うん、強姦未遂…それが原因で姉さんvs真也の戦いが有ったから…」
うん…敗けた真也が全裸散歩させられてたな…
御「…俺、お前の姉貴に…挨拶したほうが良いかな?」
………は?
「いや、しないで…捉え方次第で誤解される…腐女子だぞ一応…アレは…」
御「そか…(誤解されても良いんだけど)」
「あとは…ライターと…殺虫剤のスプレー…」
御「その組み合わせは?」
「即席火炎放射器」
御「完全にテロリストだな…お前…」
「褒めんなよ」
御「褒めてないわ!!」
と…こんな時間か…
「じゃ…おやすみ~」
と言って優也は自室に帰った…
御「…明日…平和な入学式にならないって事か…」
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ブブブ…
礼奈「あんっ♪あはは…スマホ…お股の所に挟んでたの忘れてた…んと優ちゃんからか…」
にしても、久しぶりのメールだなぁ… なになに
-姉さん、明日は入学式です。姉さん、俺の無事を祈ってて…フル装備で行ってきます。- 優也
………
礼奈「フル装備って…真也相手ならフル装備必要ないはず…あっ…私みたいなのがって…前、電話で聞いたなぁ……うん…優也…頑張って」
と礼奈は優也の無事を祈りつつ眠った。
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