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俺の思ってた食堂とはかなり違いました!?
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……………食堂…?
レストランじゃなくて…??
「今日は特別な日かなんかですか?」
「いえ、そんなことはありませんよ?」
「だって……音楽かかってますよ…?」
「いつものことです」
檜先輩に案内されて来た″食堂″は少なくとも俺の知っている中では、″高級そうなレストラン″に値するものだった。
一つ一つのテーブルには布がかけてあって、銀食器はすべて新品かのようなピカピカさ
今、俺が座っている椅子も高そう…。
さらに、出ている料理の中にはフォアグラやフカヒレ、松茸などの高級な材料を使ったものや、ほかにも俺の知らない料理がたくさんあった。
「真人、どれにしますか?」
いや、メニューとか見せられても…
「すいません、わかんないです」
「好きな食べ物は何ですか?」
んー、好きな食べ物…あぁ、母さんがよく作ってくれた
「オムライス」
「ではそれにしましょう」
檜先輩がすっと手をあげると、ウェイターさんが来て注文を聞いて、それではと奥へ消えた。
しばらくして、檜先輩もオムライスにしたみたいで、俺と檜先輩の前に静かにオムライスがおかれた。
……美味しそう
「いただきます!」
………………美味しい!!!!
「どうですか?」
檜先輩が優しい顔で聞いてきた。
「とっへもおいひいでふ」
「それはよかった……っと、口元にお米が付いていますよ」
え、と俺がお米を取ろうと手を動かすより早く檜先輩の手が俺の口元まできた。
「はい、取れましたよ」
!!!
!!!!!!!
食べた!!ご飯粒食べた!!!
「あ、ありがとうございます…//」
「いいえ」
うわ…多分、俺今顔真っ赤だと思う……はずい…
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