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"俺と契約をしよう?" (志麻×センラ)
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作者は吸血鬼という物に手を出しました(真顔)
苦手な方は回れ右です!
sm side
いつも俺は人を傷つけ…そして
もう俺は生きていけない…生きたくない…。
「…センラ…っ何でこんなことに…」
その出来事が起きたのは、ほんの数分前。
俺の制御が効かなくなった時ーーー
-20分前-
2人でリビングでゆったりしてる時に俺は話しかける
「なぁ、センラ。
1個だけ聞いてもええか?」
「ん〜?勿論ですよ。何ですかぁ?」
…俺は意を決して問う。
「吸血鬼の事……どう思う?」
この世界では"姿を見せない吸血鬼"によって命を奪われるという事件が沢山起きていて
誰も彼もが吸血鬼を嫌っている。
…ま、その吸血鬼は、俺なんだけどな……。
(そりゃあ…センラも嫌な反応するんやろうな…)
するとセンラは言う。
「…吸血鬼…僕は許せません。
何の罪も無い人を殺すなんて最低ですからね…。」
「……そうか。
じゃあ、吸血鬼は嫌い…なんよな、」
やっぱり…。
センラには言いたかった。俺が吸血鬼だって。
俺を受け入れてくれると思っていたから。
でも…センラも皆も、俺を嫌う。
「…別に嫌いでは無いですよ。」
「…!」
「ただ、怖いってだけで。」
「…ぁ……なる…ほどな…。」
…そうだ。吸血鬼を"嫌い"って言うやつもいれば、
嫌いじゃなくても"怖い"って言うやつも当たり前のようにいる。
俺は何をしても、誰からも嫌われる。
そういう存在として生まれてきたんだ。
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