アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
"俺と契約をしよう?" 7
-
sm side
____そして突然に
一瞬にしてセンラの血が不味くなった。
こういう味になる時は…
その人間が【死んだ】ということを意味する
「__!
げほっ…なんやこの味…一気に死んだやつの血の味に………血の…味、に……?」
…え…センラ、がか…?
……まさか…な………?
「……な、なぁ…センラ………おーい…?
お、起きれる…か…?」
「________」
センラに呼びかけるが何も返事は返ってこない。
センラの体は徐々に熱を無くしていく。
「…っセンラ…!?
なっ…なぁ…!返事してや…!」
俺の意識がいつもの状態になる。
だけど…俺の前には"絶望"
ただそれだけしかなかった
____もう、あの日々は戻らない、
戻ってこない。
「センラ…っ…何でっ…お前は…俺の幸せを優先するんだよ…!
なぁ…起きてや…セン…ラ…?
また…前み…たいに…色々、話そ…?
…な…?わざと起きひん…のとか…っ今そんなんいらんで…っ?」
「…っ…センラ…起きて…お願いやから…っ…
センラ……っ…ごめ…っなさ…っごめん…ごめん…なさ…い…」
「_________…」
snr side
(…肩が痛い…なんでやねん…)
僕はその痛みをこらえて体を起こす
何でやろ、この痛みの理由を思い出されへん。
「…いやー…痛いなぁ…なんやこれ…」
俺は目線を肩に移す。
そこは血で真っ赤になった肩がある。
「…え!?
なんで、なんでこんなんなってるん…!?」
びっくりした……え…そりゃ痛いわ…!!
何でや…僕がやったんかな…?
…なんで!?
頭はパニックになる。
(……一旦落ち着こ……絶対無理やけど……)
この場所にいたら落ち着いていく気がする。
ここは光が無くて、真っ暗で。
それに僕以外に誰もいない。
そんな場所だった。
「…僕こんなとこ来たっけなぁ…帰ろ…」
肩の痛みを抑え、立ち上がる。
そして真っ暗な場所を歩き始める。
ひた、ひたと僕の足が音を鳴らす。
歩いて少し経った時になにかの音がする。
「…ラ……ン…ラ……っ……セ…ラ…」
ん…?なんて言うてるんや…?
…まぁいっか。
「……っ " センラ " …!」
「!!!」
この言葉を聞いた瞬間僕の頭に記憶が過る。
記憶とともにズキンと頭の痛みが加わる。
記憶がフラッシュバックする。
…ちゃんと聞き取れた。記憶も全て帰ってきた。
…僕は志麻くんの元に帰らないといけない。
(??)「帰りたいか?あいつの隣に。」
…今の声誰…!?
(??)「…おーい。後ろや後ろ。」
「へ!?」
びっくりして後ろを振り返ると
…たぬきがいる。なんか、見たことある気がするたぬきが立ってる。
「……ちっさ…。(ボソッ」
「………ごほんっ、お前はあいつの側に、帰りたいか?」
「…そ、そりゃそうですよ…!
…てゆーか、お前!お前が俺をここに連れてきたんか!!」
「…言い出したら意味が分からなくなるから 言わない。
簡単に言うとなぁ…お前は死んだんだよ。
現実の世界では。」
「…え……」
「だけどな?お前は吸血鬼に殺されただろ?
そういうやつは可哀想だって神様が言うから
俺はそいつらに選択肢を渡すんだよ。」
「選択肢…?」
「そーだ、へいよっ」
目の前に2つの選択肢が浮かぶ。
その選択肢は…
__前の場所で同じ命を貰い生きる__
__新しい場所で違う命を貰い生きる__
このふたつであった。
「__さ、どっちを選ぶ?」
‐‐‐‐‐‐‐‐
作者ですごめんなさい!!
今回の話的に、終わり方をふたつ書きます!
お好きな方をお読みください!
〜Happy End〜
->このまま8へ
〜Bad End〜
->9へ
それでは(´・∀・)/
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
21 / 29